ファブレスとは?
ファブレスとは、自社で製造工場を持たず、設計・開発と販売に特化する事業形態。半導体では回路設計とIP開発に資源を集中し、製造はファウンドリーへ委託する。巨額の製造設備投資を負わずに済む一方、生産能力の確保は委託先の都合に左右される。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の過去問では1回出題されています。
ふぁぶれす
ファブレスの意味
自社で製造工場を持たず、設計・開発と販売に特化する事業形態。半導体では回路設計とIP開発に資源を集中し、製造はファウンドリーへ委託する。巨額の製造設備投資を負わずに済む一方、生産能力の確保は委託先の都合に左右される。
ファブレスの具体例
スマートフォン向けSoCの多くは、ファブレス企業が設計し、先端プロセスを持つファウンドリーが製造、後工程を別の専業企業が担う分業で作られる。設計側は委託先のプロセス設計ルールに従う必要があり、製造先の変更には再設計が伴う。
ファブレスは試験でどう引っ掛けられる?
ファブレスは設計だけを行う側、ファウンドリーは製造だけを請け負う側で、対立ではなく補い合う関係。製造設備が不要でも、EDAツールやIPコアのライセンス費と設計人材の負担は重く、固定費が小さいとは限らない。
ファブレスと関連する用語
ファブレスが出た過去問
組込みシステム開発において、製品に搭載するLSIを新規に開発する。LSI設計を自社で行い、LSI製造を外部に委託する場合の委託先として、適切なものはどれか。
正解:ファウンドリー
要点:製造だけを請け負う受託企業がファウンドリー
ファウンドリーは自社ブランド製品をもたず、他社から預かった設計データをもとに半導体の製造工程だけを請け負う企業である。設計は自社で行い製造を外部に任せる場合の委託先はここになる。逆に、製造設備をもたず設計と販売に専念する企業はファブレスメーカーと呼ばれる。
出典:令和7年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問21(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。