ペトリネットとは?
ペトリネットとは、プレース(場所)、トランジション(遷移)、トークンで系の状態と遷移を表すモデル。複数の事象が並行して進む系や、複数の条件がそろって初めて次へ進む同期関係を自然に表現でき、デッドロックや到達可能性の解析ができる。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の過去問では2回出題されています(2021年度〜2024年度)。
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ペトリネットの意味
プレース(場所)、トランジション(遷移)、トークンで系の状態と遷移を表すモデル。複数の事象が並行して進む系や、複数の条件がそろって初めて次へ進む同期関係を自然に表現でき、デッドロックや到達可能性の解析ができる。
ペトリネットの具体例
2つの入力がそろったときだけ処理が発火する、という同期をトランジションの入力アークで表す。
ペトリネットは試験でどう引っ掛けられる?
単一の状態しか持てない状態遷移図と違い、並行性を表せる点が特徴。
ペトリネットと関連する用語
ペトリネットが出た過去問
並列に生起する事象間の同期を表現することが可能な、ソフトウェアの要求モデルはどれか。
正解:ペトリネットモデル
要点:ペトリネットは並行事象の同期を表現できる要求モデル
ペトリネットは、プレース(状態)とトランジション(事象)を有向アークで結び、トークンの移動で状態変化を表すモデルである。1つのトランジションが複数の入力プレースすべてにトークンがそろって初めて発火する性質をもつため、並行して進む処理の待ち合わせ(同期)や資源の競合を自然に表現できる。有限状態機械では並行性の表現に状態数が爆発しやすい点を補う。
出典:令和3年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問20(IPA)並列に生起する事象の間の同期を表現することが可能な、ソフトウェアの要求モデルはどれか。
正解:ペトリネットモデル
要点:ペトリネットは並行事象の同期を表せるモデル
ペトリネットは、プレース(状態)とトランジション(事象)を有向辺で結び、トークンの移動で振る舞いを表すモデルである。1つのトランジションが複数の入力プレースすべてにトークンが揃うまで発火しない性質により、並行して進む複数の事象の合流や同期、資源の排他を自然に表現できる。
出典:令和6年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問17(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。