同値分割と境界値分析とは?
同値分割と境界値分析とは、ブラックボックステストのテストケース設計技法。入力を同じ振る舞いをするグループ(同値クラス)に分け、各クラスから代表値を1つ選ぶのが同値分割。その境目の値とその前後を狙うのが境界値分析で、不等号の書き間違いを効率よく捕まえる。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の過去問では1回出題されています。
どうちぶんかつときょうかいちぶんせき
同値分割と境界値分析の意味
ブラックボックステストのテストケース設計技法。入力を同じ振る舞いをするグループ(同値クラス)に分け、各クラスから代表値を1つ選ぶのが同値分割。その境目の値とその前後を狙うのが境界値分析で、不等号の書き間違いを効率よく捕まえる。
同値分割と境界値分析の具体例
年齢18以上65未満で申込可の画面なら、同値分割で「17」「30」「70」を選び、境界値分析で17・18・64・65を追加する。全年齢を試す代わりに7件程度で、条件式の誤りをほぼ網羅できる。
同値分割と境界値分析は試験でどう引っ掛けられる?
有効同値クラスだけでケースを作ってしまう誤り。無効同値クラス(範囲外・型違い・未入力)からも代表値を採らないと、エラー処理が未検証のまま残る。また境界値は境目の値そのものだけでなく、その直前・直後もセットで選ぶのが定石で、境界1点だけでは「>=」と「>」の書き違いを取り逃す。
同値分割と境界値分析と関連する用語
同値分割と境界値分析が出た過去問
ホワイトボックステストのテストケースを設計する際に使用する技法はどれか。
正解:条件網羅
要点:条件網羅は内部構造に着目するホワイトボックステスト技法
ホワイトボックステストは、プログラムの内部構造(分岐や条件)に着目してテストケースを設計する技法で、命令網羅・判定条件網羅・条件網羅・複数条件網羅などの網羅基準が用いられる。条件網羅は、判定文中の個々の条件式が真と偽の両方の値をとるようにテストケースを選ぶ基準である。一方、同値分割や限界値分析、原因-結果グラフは入出力の仕様に基づくブラックボックステストの技法である。
出典:平成30年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問22(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。