構成管理とは?
構成管理とは、ソースコード、設計文書、ビルド環境、ハードウェアの版数といった成果物の版とその組合せを識別・管理し、いつでも特定の版を再現できるようにする活動。組込みではハードウェア改版との対応関係の管理が特に重要になる。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の過去問では15回出題されています(2016年度〜2025年度)。
こうせいかんり
構成管理の意味
ソースコード、設計文書、ビルド環境、ハードウェアの版数といった成果物の版とその組合せを識別・管理し、いつでも特定の版を再現できるようにする活動。組込みではハードウェア改版との対応関係の管理が特に重要になる。
構成管理の具体例
分散型バージョン管理システム(Gitなど)では、全履歴を各開発者の手元に複製するため、ネットワークに接続していなくても履歴の参照やコミットができる。
構成管理は試験でどう引っ掛けられる?
中央集権型は履歴がサーバにしかなく、オフラインでの作業や履歴参照ができない。
構成管理と関連する用語
構成管理が出た過去問
従量課金制のクラウドサービスにおける、EDoS(Economic Denial of Service、Economic Denial of Sustainabi…
正解:クラウドサービス利用者の経済的な損失を目的に、リソースを大量消費させる攻撃
要点:EDoSは資源浪費で課金を膨らませ経済的に打撃を与える
EDoS攻撃は、従量課金のクラウドで利用量に応じて料金が発生することを逆手に取る攻撃である。サービスを停止させるのではなく、大量のリクエストなどで資源を消費させ続けて利用者に高額な請求を負わせ、経済的に運用を続けられなくすることを狙う。可用性ではなく採算性を突く点が通常のDoSとの違いである。
出典:平成28年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問18(IPA)JavaEE(Java Platform, Enterprise Edition)の構成要素の一つはどれか。
正解:Servlet
要点:ServletはWebコンテナ上で動くJava EEの中核要素
ServletはJava EEの中核となるサーバサイドの構成要素で、Webコンテナ上で動作してHTTPの要求を受け取り、応答を生成して返す。JSPやEJBとともにJava EEの仕様として定義されており、実行環境であるコンテナがライフサイクルを管理する。ブラウザ側で動くスクリプト言語や、Webサービスの登録簿の規格とは層が異なる。
出典:平成29年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問7(IPA)マッシュアップを利用してWebコンテンツを表示している例として、最も適切なものはどれか。
正解:店舗案内のWebページ上に、他のサイトが提供する地図検索機能を利用して出力された情報を表示する。
要点:マッシュアップは他サイトの機能を組み合わせ新サービス化
マッシュアップは、複数の提供元が公開しているサービスやデータを組み合わせ、あたかも1つの新しいサービスであるかのように見せる手法である。自前で作らずに他サイトの機能を呼び出して結果を自分のページに埋め込む形が典型で、開発の手間を大きく減らせる。単にリンクを張るだけや、表示技法の工夫はこれにあたらない。
出典:平成29年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問25(IPA)分散開発環境において、各開発者のローカル環境に全履歴を含んだ中央リポジトリの完全な複製をもつことによって、中央リポジトリにアクセスできないときでも履歴の調査や変…
正解:Git
要点:分散型のGitは全履歴を手元に複製しオフライン作業できる
Gitは分散型バージョン管理システムで、クローン時に全履歴を含むリポジトリ全体が各開発者の手元に複製される。そのため中央リポジトリに接続できなくても、履歴の閲覧・差分の確認・ローカルへのコミットが可能で、接続が回復してからpush/pullで同期すればよい。SubversionやCVS、RCSは集中型で、履歴はサーバ側にあるためオフラインでは同じことができない。
出典:平成30年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問11(IPA)ソフトウェアライフサイクルプロセスにおいて、ソフトウェア支援プロセスの一つであるソフトウェア検証プロセスの目的はどれか。
正解:プロセス又はプロジェクトのそれぞれのソフトウェア作業成果物及び/又はソフトウェアサービスが指定の要求事項を適切に反映していることを確認すること
要点:検証は成果物が要求を正しく反映しているかの確認
検証(verification)は「作っているものを正しく作っているか」を確かめる活動で、各工程の作業成果物が入力となる要求事項を正しく反映しているかを工程ごとに確認する。これに対し妥当性確認(validation)は「意図した用途に対して正しいものを作ったか」を確かめる活動である。監査は要求・計画・合意への適合を独立した立場で判定し、品質保証は定義された条件と計画に従っていることを保証するプロセスであり、いずれも検証とは目的が異なる。
出典:平成30年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問24(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。