DRAMとは?
DRAMとは、1ビットを1個のトランジスタとキャパシタで構成する揮発性メモリ。構造が単純なため高集積・低コストで大容量化しやすいが、キャパシタの電荷が抜けるため定期的なリフレッシュが必要で、消費電力とアクセス制御が複雑になる。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の過去問では2回出題されています(2019年度〜2025年度)。
でぃーらむ
DRAMの意味
1ビットを1個のトランジスタとキャパシタで構成する揮発性メモリ。構造が単純なため高集積・低コストで大容量化しやすいが、キャパシタの電荷が抜けるため定期的なリフレッシュが必要で、消費電力とアクセス制御が複雑になる。
DRAMの具体例
規定のリフレッシュ周期(例:64ミリ秒)を行数で割った間隔ごとに、1行ずつリフレッシュを行う。
DRAMは試験でどう引っ掛けられる?
リフレッシュ間隔の計算は「規定時間 ÷ ROW(行)数」。行数が多いほど1行あたりの間隔は短くなる。
DRAMと関連する用語
DRAMが出た過去問
アドレス線が10本で、1Mワードの容量をもつDRAMがある。リフレッシュのためにDRAM内の全ROWアドレスを51.2ミリ秒の間に少なくとも1回は選択する必要が…
正解:50
要点:リフレッシュ周期は規定時間をROW数で割って求める
アドレス線が10本なので、ROWアドレスは2の10乗=1,024通りある。この1,024行すべてを51.2ミリ秒以内に1回ずつ選択する必要があるので、1行当たりの平均間隔は51.2ミリ秒÷1,024である。51,200マイクロ秒÷1,024=50マイクロ秒が平均リフレッシュ周期となる。
出典:令和1年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問12(IPA)SRAMと比較した場合のDRAMの特徴はどれか。
正解:メモリセル構成が単純なので、ビット当たりの単価が安くなる。
要点:DRAMは1トランジスタ+容量の単純構造で安価
DRAMは1ビットを1個のトランジスタと1個のキャパシタという極めて単純な構造で実現するため、同じ面積により多くのビットを詰め込め、ビット単価が安くなる。その代わりキャパシタの電荷が漏れるので定期的なリフレッシュが必要で、アクセス速度もSRAMに劣る。この特性から主記憶に用いられる。
出典:令和7年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問9(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。