SRAMとは?
SRAMとは、フリップフロップで1ビットを保持する揮発性メモリ。リフレッシュが不要で高速だが、1ビットあたり4〜6個のトランジスタを要するため集積度が低く、単価が高い。キャッシュやマイコン内蔵RAMに使われる。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の過去問では2回出題されています(2019年度〜2025年度)。
えすらむ
SRAMの意味
フリップフロップで1ビットを保持する揮発性メモリ。リフレッシュが不要で高速だが、1ビットあたり4〜6個のトランジスタを要するため集積度が低く、単価が高い。キャッシュやマイコン内蔵RAMに使われる。
SRAMの具体例
マイコン内蔵の作業用RAMやFPGAの構成情報保持に用いられる。
SRAMは試験でどう引っ掛けられる?
DRAMと性質が正反対で、リフレッシュが必要なのはDRAM、SRAMは不要。集積度・ビット単価・アクセス速度の向きもすべて逆になる。また「スタティック」は不揮発という意味ではなく、電源を切れば内容は消える(フリップフロップで保持しているため)。
SRAMと関連する用語
SRAMが出た過去問
SRAM型のFPGAの特徴として、適切なものはどれか。
正解:回路の書換えが高速に行え、書換え回数に制限がない。
要点:SRAM型FPGAは何度でも書換え可能だが電源投入時に再設定要
SRAM型FPGAは、論理と配線の構成情報をチップ内のSRAMセルに保持する方式である。SRAMは何度でも書き換えられるため書換え回数に事実上の制限がなく、書換えも高速に行える。ただしSRAMは揮発性なので、電源投入のたびに外部の不揮発メモリからコンフィギュレーションデータを読み込む必要がある。
出典:令和1年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問14(IPA)SRAMと比較した場合のDRAMの特徴はどれか。
正解:メモリセル構成が単純なので、ビット当たりの単価が安くなる。
要点:DRAMは1トランジスタ+容量の単純構造で安価
DRAMは1ビットを1個のトランジスタと1個のキャパシタという極めて単純な構造で実現するため、同じ面積により多くのビットを詰め込め、ビット単価が安くなる。その代わりキャパシタの電荷が漏れるので定期的なリフレッシュが必要で、アクセス速度もSRAMに劣る。この特性から主記憶に用いられる。
出典:令和7年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問9(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。