NOR(否定論理和)とは?
NOR(否定論理和)とは、論理和(OR)の結果を反転した演算。入力がすべて0のときだけ1になり、それ以外は0になります。NANDと同様、この1種類だけで任意の論理回路を構成できます。FEでは真理値表の穴埋めや等価な論理式の選択で問われます。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の過去問では3回出題されています(2018年度〜2022年度)。
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NOR(否定論理和)の意味
論理和(OR)の結果を反転した演算。入力がすべて0のときだけ1になり、それ以外は0になります。NANDと同様、この1種類だけで任意の論理回路を構成できます。FEでは真理値表の穴埋めや等価な論理式の選択で問われます。
NOR(否定論理和)の具体例
2入力なら (0,0) のときだけ1で、ほかはすべて0です。2個のNORを互いの出力へたすき掛けに接続するとRSフリップフロップになり、1ビットの記憶素子として働きます。順序回路の基本部品として登場します。
NOR(否定論理和)は試験でどう引っ掛けられる?
NORの出力が1になるのは「入力がすべて0」のときだけで、「どちらか一方が0」ではありません。またNOT(A) AND NOT(B) と等価であり、NOT(A) OR NOT(B) はNANDと等価です。
NOR(否定論理和)と関連する用語
NOR(否定論理和)が出た過去問
プログラムと定数をROMから読み出すために、アドレスバスとチップセレクト信号(CSバー)を図のように接続した。アドレスバスはA0がLSBである。このROMにアク…
正解:4000〜FFFF
要点:負論理CSはNOR出力がLOWになるアドレス範囲で選択される
NORゲートの出力は入力が両方0のときだけ1になるので、A15とA14がともに0(0000〜3FFF)のときにHIGHとなる。CSバーは負論理でLOWのときにROMが選択されるから、選択されるのはA15かA14の少なくとも一方が1のとき、すなわち4000番地以上である。よってアクセスできる範囲は4000〜FFFFとなる。
出典:平成30年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問15(IPA)プログラムと定数をROMから読み出すために、アドレスバスとチップセレクト信号(CS、負論理)を図のように接続した。アドレスバスはA0がLSBである。このROMに…
正解:4000~FFFF
要点:負論理CSはNOR出力がLOWになるアドレス範囲で選択される
NORゲートの出力は入力が両方0のときだけ1になるので、A15とA14がともに0の範囲(0000〜3FFF)でHIGHとなる。CSは負論理でLOWのときにROMが選択されるから、選択されるのはA15かA14の少なくとも一方が1のとき、すなわち4000番地以上である。よってアクセスできる範囲は4000〜FFFFとなる。
出典:令和3年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問12(IPA)次の論理回路の入力A、Bに図のように信号を与えたときのCの出力波形はどれか。ここで、Cの初期値はLowとする。
正解:(下記の波形図イ)
要点:NOR交差結合のSRラッチは入力が戻っても状態を保持する
2個のNORゲートを交差結合した回路はSRラッチとして動作する。一方の入力にパルスが入ると出力がその向きに確定し、入力が両方とも非アクティブに戻っても出力はその状態を保持し続ける。したがって出力はパルスごとに細かく上下するのではなく、セット側パルスでHighへ、リセット側パルスでLowへ切り替わり、その間は一定値を保つ階段状の波形になる。
出典:令和4年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問12(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。