SIL(安全度水準)とは?
SIL(安全度水準)とは、IEC 61508が定める、安全機能に要求される信頼性の等級。SIL1からSIL4まであり、数字が大きいほど危険側故障の許容確率が低い。等級ごとに要求される開発手法や診断カバレッジも決まる。試験では機能安全の要求分解として問われる。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の過去問では1回出題されています。
あんぜんどすいじゅん
SIL(安全度水準)の意味
IEC 61508が定める、安全機能に要求される信頼性の等級。SIL1からSIL4まであり、数字が大きいほど危険側故障の許容確率が低い。等級ごとに要求される開発手法や診断カバレッジも決まる。試験では機能安全の要求分解として問われる。
SIL(安全度水準)の具体例
連続運転する安全機能でSIL3を要求されるなら、危険側故障の発生確率を1時間あたり10のマイナス8乗から7乗の範囲に抑える必要があり、二重化と自己診断、系統的な開発プロセスの証拠が求められる。
SIL(安全度水準)は試験でどう引っ掛けられる?
SILは製品に付く認証ラベルではなく、安全機能ごとに割り当てられる要求水準。SIL3対応をうたう部品を使えば系全体がSIL3になるわけではない。またSILは危険側故障の指標で、可用性の指標ではない。
SIL(安全度水準)と関連する用語
SIL(安全度水準)が出た過去問
自動車分野の機能安全規格ISO 26262においてテスト指標として用いられるC1カバレージの説明として、適切なものはどれか。
正解:プログラムの分岐網羅率
要点:C0が命令網羅、C1が分岐(判定)網羅の指標
テストの網羅基準のうち、C0が命令網羅、C1が分岐(判定)網羅を指す。C1は、各判定について真と偽の両方の分岐を少なくとも1回は通ることを求める基準で、命令網羅よりも厳しい。機能安全の規格では、要求される安全度水準に応じて達成すべき網羅率が定められている。
出典:平成29年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問24(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。