命令網羅・分岐網羅とは?
命令網羅・分岐網羅とは、ホワイトボックステストの網羅基準。C0(命令網羅)はすべての命令を少なくとも1回実行すること、C1(分岐網羅、判定条件網羅)はすべての判定の真・偽の両方を少なくとも1回通ること。さらに条件網羅(各条件式の真偽)、複合条件網羅、MC/DCといった強い基準がある。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2018年度)。
めいれいもうら・ぶんきもうら
命令網羅・分岐網羅の意味
ホワイトボックステストの網羅基準。C0(命令網羅)はすべての命令を少なくとも1回実行すること、C1(分岐網羅、判定条件網羅)はすべての判定の真・偽の両方を少なくとも1回通ること。さらに条件網羅(各条件式の真偽)、複合条件網羅、MC/DCといった強い基準がある。
命令網羅・分岐網羅の具体例
if文の条件が真の場合しか通らないテストはC0は満たしうるがC1は満たさない。
命令網羅・分岐網羅は試験でどう引っ掛けられる?
網羅基準はプログラムの内部構造に着目するホワイトボックス技法。入出力の仕様のみに着目する同値分割・限界値分析はブラックボックス技法。
命令網羅・分岐網羅と関連する用語
命令網羅・分岐網羅が出た過去問
自動車分野の機能安全規格ISO 26262においてテスト指標として用いられるC1カバレージの説明として、適切なものはどれか。
正解:プログラムの分岐網羅率
要点:C0が命令網羅、C1が分岐(判定)網羅の指標
テストの網羅基準のうち、C0が命令網羅、C1が分岐(判定)網羅を指す。C1は、各判定について真と偽の両方の分岐を少なくとも1回は通ることを求める基準で、命令網羅よりも厳しい。機能安全の規格では、要求される安全度水準に応じて達成すべき網羅率が定められている。
出典:平成29年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問24(IPA)ホワイトボックステストのテストケースを設計する際に使用する技法はどれか。
正解:条件網羅
要点:条件網羅は内部構造に着目するホワイトボックステスト技法
ホワイトボックステストは、プログラムの内部構造(分岐や条件)に着目してテストケースを設計する技法で、命令網羅・判定条件網羅・条件網羅・複数条件網羅などの網羅基準が用いられる。条件網羅は、判定文中の個々の条件式が真と偽の両方の値をとるようにテストケースを選ぶ基準である。一方、同値分割や限界値分析、原因-結果グラフは入出力の仕様に基づくブラックボックステストの技法である。
出典:平成30年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問22(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。