TTL・ホップリミットとは?
TTL・ホップリミットとは、パケットが中継されるたびに減算され、0になると破棄されるフィールド。IPv4ではTTL、IPv6ではホップリミットと呼ばれ、経路のループによる無限中継を防ぐ役割は共通している。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の過去問では3回出題されています(2019年度〜2021年度)。
てぃーてぃーえる・ほっぷりみっと
TTL・ホップリミットの意味
パケットが中継されるたびに減算され、0になると破棄されるフィールド。IPv4ではTTL、IPv6ではホップリミットと呼ばれ、経路のループによる無限中継を防ぐ役割は共通している。
TTL・ホップリミットの具体例
経路制御の誤設定でループが生じても、この値が0になった時点でパケットが破棄される。
TTL・ホップリミットは試験でどう引っ掛けられる?
名前が示す「時間」ではなく、実際は中継のたびに1減る回数のカウンタ。DNSレコードのTTL(キャッシュ保持秒数)とは全くの別物である点が引っ掛け。IPv6では役割はそのままに名称がホップリミットへ変わっただけ。
TTL・ホップリミットと関連する用語
TTL・ホップリミットが出た過去問
TTLレベルの2入力AND回路を3入力AND回路にするために入力部に回路を追加した。3入力AND回路として、適切なものはどれか。
正解:2本の入力線それぞれにダイオード(カソードが入力側、アノードが接続点側)を介して1点で接続し、その接続点を抵抗でVccに接続(プルアップ)してから2入力AND素子の一方の入力へ、3本目の入力線は直接AND素子のもう一方の入力へ入れる構成
要点:プルアップ抵抗とダイオードでAND入力を追加できる
2入力AND素子の一方の入力に、2本の入力線をそれぞれダイオード経由で接続し、その共通点をプルアップ抵抗でVccに引き上げると、どちらかの入力がローになったときダイオードが導通して共通点がローに引き下げられる。両方がハイのときだけ共通点がハイに保たれるので、この部分がダイオードANDとして働き、全体で3入力ANDが実現できる。プルダウン抵抗にすると導通条件が逆になり、OR的な動作になってしまう。
出典:令和1年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問16(IPA)TTLレベルの2入力AND回路を3入力AND回路にするために入力部に回路を追加した。3入力AND回路として、適切なものはどれか。
正解:Vccから抵抗を介した接続点に、入力2本からのダイオードを接続し、その接続点をAND回路の1入力とする構成(プルアップ、ダイオード向きパターン1)
要点:プルアップ抵抗とダイオードでAND入力を追加できる
2入力AND素子の一方の入力に、2本の入力線をそれぞれダイオード経由で接続し、その共通点をプルアップ抵抗でVccに引き上げる構成を取る。どちらかの入力がローになるとダイオードが導通して共通点がローに引き下げられ、両方がハイのときだけ共通点がハイに保たれるので、この部分がダイオードANDとして働き全体で3入力ANDになる。プルダウン抵抗にすると導通条件が逆になり、AND条件として機能しない。
出典:令和3年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問13(IPA)TCP/IPネットワークにおけるICMPの機能として、適切なものはどれか。
正解:IPパケットが経由したルータの数が規定値に達したことを送信元に通知する。
要点:ICMPはTTL超過などIP通信のエラーを送信元へ通知する
ICMPは、IP通信の際に生じたエラーや制御情報を通知するためのプロトコルである。IPヘッダのTTLは中継のたびに減らされ、0になるとパケットが破棄されるが、このとき破棄したルータが送信元へ時間超過(Time Exceeded)のメッセージを返す。tracerouteはこの仕組みを利用して経路を調べている。
出典:令和3年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問15(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。