エンタープライズアーキテクチャ(EA)とは?
エンタープライズアーキテクチャ(EA)とは、組織全体の業務とシステムを「ビジネスアーキテクチャ」「データアーキテクチャ」「アプリケーションアーキテクチャ」「テクノロジアーキテクチャ」の4つの体系(視点)から体系的に整理し、全体最適化を進めるための設計手法・考え方。
基本情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2016年度〜2019年度)。
えんたーぷらいずあーきてくちゃ
エンタープライズアーキテクチャ(EA)の意味
組織全体の業務とシステムを「ビジネスアーキテクチャ」「データアーキテクチャ」「アプリケーションアーキテクチャ」「テクノロジアーキテクチャ」の4つの体系(視点)から体系的に整理し、全体最適化を進めるための設計手法・考え方。
エンタープライズアーキテクチャ(EA)の具体例
官公庁や大企業が、業務フローと保有するデータ、それを支えるアプリケーション、基盤となる技術の関係を整理した資料を作成し、システムの重複投資や非効率を洗い出す。「アプリケーションアーキテクチャ」は業務を支えるソフトウェアの機能配置や関連を整理する体系にあたる。
エンタープライズアーキテクチャ(EA)は試験でどう引っ掛けられる?
4つの体系の名称と、それぞれが何を整理するもの(業務/データ/アプリ/技術基盤)かを対応させる設問が頻出。DFDやE-R図、UMLといった個別の設計技法と混同しないこと。
エンタープライズアーキテクチャ(EA)と関連する用語
エンタープライズアーキテクチャ(EA)が出た過去問
エンタープライズアーキテクチャ(EA)を説明したものはどれか。
正解:各業務と情報システムを,ビジネス,データ,アプリケーション,テクノロジの四つの体系で分析し,全体最適化の観点から見直すための技法である。
要点:EAはビジネス・データ・アプリ・技術の4体系で全体最適を図る
エンタープライズアーキテクチャは、組織の業務と情報システムを、ビジネス・データ・アプリケーション・テクノロジという4つの体系に分けて現状と理想像を描き、全体最適の観点から見直すための枠組みである。部門ごとの個別最適で生じた重複や不整合を、全体を俯瞰して解消することを狙いとする。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問61(IPA)エンタープライズアーキテクチャの“四つの分類体系”に含まれるアーキテクチャは,ビジネスアーキテクチャ,テクノロジアーキテクチャ,アプリケーションアーキテクチャと…
正解:データアーキテクチャ
要点:EAはビジネス・データ・アプリケーション・テクノロジの4体系
エンタープライズアーキテクチャは、ビジネス(政策・業務)、データ、アプリケーション、テクノロジの4体系で組織全体を捉える枠組みである。データアーキテクチャは、業務で扱う情報の内容や構造、相互の関係を整理する層にあたる。この4つの並びを丸ごと覚えておくとよい。
出典:平成28年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問62(IPA)エンタープライズアーキテクチャを構成するアプリケーションアーキテクチャについて説明したものはどれか。
正解:業務プロセスを支援するシステムの機能や構成などを体系的に示したもの
要点:アプリケーションアーキテクチャは業務を支える機能と構成
エンタープライズアーキテクチャは、ビジネス、データ、アプリケーション、テクノロジの四つの体系で企業を可視化する枠組みである。このうちアプリケーションアーキテクチャは、業務プロセスを支えるシステムがどのような機能をもち、どう構成されるかを整理したものである。データの構造はデータアーキテクチャ、技術要素はテクノロジアーキテクチャ、業務の流れはビジネスアーキテクチャが扱う。
出典:令和1年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問61(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。