コミュニケーション図とは?
コミュニケーション図とは、UMLの相互作用図の一種で、オブジェクト間のつながりを線で結び、やり取りするメッセージに番号を振って順序を示す図。誰と誰が直接やり取りするかという構造の把握に向き、時間の流れよりも関係の全体像を重視する。
基本情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2018年度)。
こみゅにけーしょんず
コミュニケーション図の意味
UMLの相互作用図の一種で、オブジェクト間のつながりを線で結び、やり取りするメッセージに番号を振って順序を示す図。誰と誰が直接やり取りするかという構造の把握に向き、時間の流れよりも関係の全体像を重視する。
コミュニケーション図の具体例
注文画面・注文管理・在庫管理・決済の4つを配置し、線でつないだうえで「1: 注文登録」「2: 在庫引当」と番号付きのメッセージを書く。どのオブジェクトが多くの相手と結び付いているかが一目で分かり、結合度の点検に使える。
コミュニケーション図は試験でどう引っ掛けられる?
同じ内容を時間軸で表す図と相互に変換できるが、得意分野が違う。時間の前後関係を厳密に読み取るなら縦軸に時間をとる図、つながりの多さを見るならこちらが向く。処理の分岐を表す図とも別物である。
コミュニケーション図と関連する用語
コミュニケーション図が出た過去問
UML 2.0において、オブジェクト間の相互作用を時系列に表す図はどれか。
正解:シーケンス図
要点:シーケンス図はオブジェクト間のメッセージを時間順に表す
シーケンス図は、複数のオブジェクトを横に並べ、下方向に時間軸を取って、やり取りされるメッセージを順序どおりに矢印で描く図である。処理の時間的な流れとオブジェクト間の相互作用を同時に表現できる。同じ相互作用を構造中心に描くコミュニケーション図と対になる。
出典:平成29年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問46(IPA)UML 2.0のシーケンス図とコミュニケーション図のどちらにも表現されるものはどれか。
正解:オブジェクト間で送受信されるメッセージ
要点:シーケンス図とコミュニケーション図はどちらもメッセージを表す
シーケンス図は時間軸を縦に取って相互作用を描き、コミュニケーション図はオブジェクトのつながりを中心に描く。着目点は違うが、どちらもオブジェクト間でやり取りされるメッセージを表す図であり、相互に変換できる関係にある。
出典:平成30年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問46(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。