チェックポイントとは?
チェックポイントとは、メモリ上のバッファに溜まった更新をまとめてディスクへ書き出し、その時点を回復の起点としてログに記録する処理。障害回復時にログを遡る範囲をこの点までに限定できるため、回復時間を短縮できる。FEでは回復対象トランザクションの判定図で必ず登場する。
基本情報技術者試験の過去問では4回出題されています(2016年度〜2019年度)。
ちぇっくぽいんと
チェックポイントの意味
メモリ上のバッファに溜まった更新をまとめてディスクへ書き出し、その時点を回復の起点としてログに記録する処理。障害回復時にログを遡る範囲をこの点までに限定できるため、回復時間を短縮できる。FEでは回復対象トランザクションの判定図で必ず登場する。
チェックポイントの具体例
障害発生時、最後のチェックポイント以前にコミット済みのトランザクションはディスクへ反映済みなので何もしない。チェックポイント後にコミットしたものはロールフォワード、コミットせず障害を迎えたものはロールバックする、と3種類に仕分ける。
チェックポイントは試験でどう引っ掛けられる?
図中の「チェックポイント前に開始し、チェックポイント後にコミットしたトランザクション」の扱いを問われやすい。開始時点ではなくコミットの有無で判断し、コミット済みならロールフォワードの対象になる。
チェックポイントと関連する用語
チェックポイントが出た過去問
ソフトウェアのパッチの適用において,システムに不具合が発生するリスクを低減するコントロールを監査する際のチェックポイントはどれか。
正解:本稼働前にシステムの動作確認を十分に実施していること
要点:パッチは本稼働前の十分な動作確認で不具合リスクを下げる
パッチの適用は既存機能への影響が避けられず、適用後に不具合が表面化する危険がある。これを抑えるコントロールは、本稼働前に検証環境で十分な動作確認を行い、問題がないと確かめたうえで適用することである。監査ではその手続と実施記録の有無を確認する。
出典:平成28年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問61(IPA)システムに関わるドキュメントが漏えい,改ざん,不正使用されるリスクに対するコントロールを監査する際のチェックポイントはどれか。
正解:ドキュメントの機密性を確保するための対策を講じていること
要点:漏えい・改ざんのリスクには機密性確保策の有無を確認する
設問が挙げているリスクは、漏えい・改ざん・不正使用というドキュメントの機密性と完全性に関わるものです。したがって監査のチェックポイントは、保管場所の施錠やアクセス権限の設定など、機密性を確保する対策が講じられているかどうかになります。更新の遅れや標準化の有無は、正確性や品質に関するチェック項目であり、リスクの内容と対応しません。
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問59(IPA)システムテストの監査におけるチェックポイントのうち、最も適切なものはどれか。
正解:テストケースが網羅的に想定されていること
要点:テスト監査の要点はテストケースの網羅性の確認
システムテストの監査では、テストが妥当な範囲と方法で計画・実施されているかを確かめる。とりわけ、想定すべき条件や例外がテストケースとして漏れなく用意されているかは中心的な確認事項である。テスト計画の承認は開発側と利用側の双方が関与すべきであり、また本番環境でのテスト実施は業務に影響を与えるため適切ではない。
出典:令和1年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問58(IPA)トランザクションTはチェックポイント取得後に完了したが,その後にシステム障害が発生した。トランザクションTの更新内容をその終了直後の状態にするために用いられる復…
正解:ロールフォワード
要点:完了済みはロールフォワード、未完了はロールバックで回復
チェックポイント後に正常終了したトランザクションは、障害時点で更新結果が磁気ディスクに書き出されていない可能性がある。この場合はログの更新後情報(アフタイメージ)を使って更新を再現し、終了直後の状態まで進める。これがロールフォワードである。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問30(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。