ライトスルー方式とライトバック方式とは?
ライトスルー方式とライトバック方式とは、キャッシュへの書込み時に主記憶をどう更新するかの方式。ライトスルーはキャッシュと主記憶を同時に書き、ライトバックはキャッシュだけ書いて、その行が追い出されるときにまとめて主記憶へ反映する。整合性と速度の得失がFEの論点。
基本情報技術者試験の過去問では1回出題されています。
らいとするーほうしきとらいとばっくほうしき
ライトスルー方式とライトバック方式の意味
キャッシュへの書込み時に主記憶をどう更新するかの方式。ライトスルーはキャッシュと主記憶を同時に書き、ライトバックはキャッシュだけ書いて、その行が追い出されるときにまとめて主記憶へ反映する。整合性と速度の得失がFEの論点。
ライトスルー方式とライトバック方式の具体例
ループ内で同じ変数へ1000回書き込む処理では、ライトスルーは毎回主記憶へ書くため遅い。ライトバックならキャッシュ内で1000回更新し、最後に1回だけ主記憶へ書き戻すので、主記憶へのアクセスが大幅に減る。
ライトスルー方式とライトバック方式は試験でどう引っ掛けられる?
「常にライトバックが優れている」わけではない。ライトバックは主記憶の内容が一時的に古くなるため、他のCPUやDMA転送との整合性を保つ制御が必要になる。ライトスルーは実装が簡単で整合性を保ちやすい。
ライトスルー方式とライトバック方式と関連する用語
ライトスルー方式とライトバック方式が出た過去問
キャッシュの書込み方式には,ライトスルー方式とライトバック方式がある。ライトバック方式を使用する目的として,適切なものはどれか。
正解:プロセッサから主記憶への書込み頻度を減らす。
要点:ライトバックは主記憶への書込み回数を減らすのが狙い
ライトスルーは書き込みのたびにキャッシュと主記憶の両方を更新するため、主記憶へのアクセスが頻繁に発生します。ライトバックは書き込みをいったんキャッシュだけに留め、そのブロックが追い出されるときにまとめて主記憶へ書き戻します。結果として主記憶への書込み回数が減り、性能が上がるのが採用の狙いです。
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問9(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。