単体テスト(スタブ・ドライバ)とは?
単体テスト(スタブ・ドライバ)とは、モジュール単体の動作を検証するテスト。呼び出し先が未完成の場合は代わりの疑似モジュール「スタブ」を、呼び出し元が未完成の場合はテスト用の駆動モジュール「ドライバ」を使って動作を確認する。
基本情報技術者試験の過去問では7回出題されています(2016年度〜2024年度)。
たんたいてすと
単体テスト(スタブ・ドライバ)の意味
モジュール単体の動作を検証するテスト。呼び出し先が未完成の場合は代わりの疑似モジュール「スタブ」を、呼び出し元が未完成の場合はテスト用の駆動モジュール「ドライバ」を使って動作を確認する。
単体テスト(スタブ・ドライバ)の具体例
上位モジュールから呼び出される下位モジュールが未完成のとき、スタブを用意して上位モジュールだけを先にテストする。
単体テスト(スタブ・ドライバ)は試験でどう引っ掛けられる?
「スタブ=下位モジュールの代わり」「ドライバ=上位モジュールの代わり」という対応関係が頻出。トップダウンテストではスタブを、ボトムアップテストではドライバを主に使う。
単体テスト(スタブ・ドライバ)と関連する用語
単体テスト(スタブ・ドライバ)が出た過去問
階層構造のモジュール群から成るソフトウェアの結合テストを,上位のモジュールから行う。この場合に使用する,下位のモジュールの代替となるテスト用のモジュールはどれか…
正解:スタブ
要点:トップダウンは下位の代わりにスタブ、ボトムアップはドライバ
上位のモジュールから順に結合していくトップダウンテストでは、まだ完成していない下位モジュールの代わりに、呼び出されると決められた値を返すだけの簡易モジュールを用意する。これをスタブと呼ぶ。逆にボトムアップテストで上位モジュールの代わりを務めるのがドライバである。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問49(IPA)静的テストツールの機能に分類されるものはどれか。
正解:ソースコードを解析して,プログラムの誤りを検出する。
要点:静的テストは実行せずソースを解析、動的テストは動かして調べる
テストツールは、プログラムを実行せずに調べる静的なものと、実際に動かして調べる動的なものに分かれる。静的テストツールはソースコードそのものを解析対象とし、構文上の誤りや未使用変数、コーディング規約違反などを実行前に検出する。実行経路の網羅度測定やテストデータ・ドライバの生成は、プログラムを動かすことを前提とした動的な支援機能である。
出典:平成28年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問21(IPA)ソフトウェア開発において,構成管理に起因しない問題はどれか。
正解:システムテストにおいて,単体テストレベルのバグが多発して,開発が予定どおりに進捗しない。
要点:構成管理は版数の対応付けと変更手続の統制を担う
構成管理は、成果物の版数を管理し、変更手続を統制して、関連する文書とプログラムの対応を保つ活動である。改版手続の無視、版数の対応付けの欠如、派生プログラムへの修正未反映は、いずれも構成管理の不備が原因といえる。一方、単体テストレベルのバグが後工程で多発するのは、テスト工程の品質管理の問題である。
出典:平成28年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問50(IPA)セキュアブートの説明はどれか。
正解:PCの起動時にOSやドライバのディジタル署名を検証し,許可されていないものを実行しないようにすることによって,OS起動前のマルウェアの実行を防ぐ技術
要点:セキュアブートは起動時に署名検証し未許可のコードを排除する
起動処理の各段階で、次に読み込むプログラムの署名を検証し、信頼できる鍵で署名されたものだけを実行する仕組みである。これにより、OSが立ち上がる前に不正なブートローダやドライバが動くことを防げる。
出典:平成30年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問43(IPA)テストで使用するスタブ又はドライバの説明のうち、適切なものはどれか。
正解:ドライバは、引数を渡してテスト対象モジュールを呼び出す。
要点:ドライバは上位の代用で呼び出す側、スタブは下位の代用
単体テストでは、まだ完成していない周辺モジュールを仮のもので代用する。ドライバはテスト対象を呼び出す側の代用品で、引数を与えて対象を起動し結果を受け取る。スタブは逆に、テスト対象から呼び出される下位モジュールの代用品で、あらかじめ決めた値を返す。上位が未完成ならドライバ、下位が未完成ならスタブと覚えるとよい。
出典:令和1年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問48(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。