情報システム戦略・EA(エンタープライズアーキテクチャ)とは?
情報システム戦略・EA(エンタープライズアーキテクチャ)とは、情報システム戦略は経営戦略を実現するために情報システムをどう整備・活用するかを定めた中長期方針。EAは組織全体の業務とシステムを「ビジネス」「データ」「アプリケーション」「テクノロジ」の4視点から体系的に整理し、部門ごとの個別最適を解消して全体最適化を進めるための設計手法。
基本情報技術者試験の過去問では4回出題されています(2016年度〜2023年度)。
じょうほうしすてむせんりゃく・えんたーぷらいずあーきてくちゃ
情報システム戦略・EA(エンタープライズアーキテクチャ)の意味
情報システム戦略は経営戦略を実現するために情報システムをどう整備・活用するかを定めた中長期方針。EAは組織全体の業務とシステムを「ビジネス」「データ」「アプリケーション」「テクノロジ」の4視点から体系的に整理し、部門ごとの個別最適を解消して全体最適化を進めるための設計手法。
情報システム戦略・EA(エンタープライズアーキテクチャ)の具体例
官公庁や大企業が業務フロー・保有データ・システム・技術基盤の関係を整理した資料を作成し、システムの重複投資を洗い出す。
情報システム戦略・EA(エンタープライズアーキテクチャ)は試験でどう引っ掛けられる?
4つの体系はビジネス(業務)→データ→アプリケーション→テクノロジの順で、上が業務・下が技術。順番や中身を入れ替えた選択肢が出る。またEAは現状を整理して終わりではなく、現状(As-Is)と理想(To-Be)を描いて差を埋める移行計画を作るところまでが目的で、狙いは部門ごとの個別最適ではなく全体最適である。
情報システム戦略・EA(エンタープライズアーキテクチャ)が出た過去問
エンタープライズアーキテクチャ(EA)を説明したものはどれか。
正解:各業務と情報システムを,ビジネス,データ,アプリケーション,テクノロジの四つの体系で分析し,全体最適化の観点から見直すための技法である。
要点:EAはビジネス・データ・アプリ・技術の4体系で全体最適を図る
エンタープライズアーキテクチャは、組織の業務と情報システムを、ビジネス・データ・アプリケーション・テクノロジという4つの体系に分けて現状と理想像を描き、全体最適の観点から見直すための枠組みである。部門ごとの個別最適で生じた重複や不整合を、全体を俯瞰して解消することを狙いとする。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問61(IPA)エンタープライズアーキテクチャの“四つの分類体系”に含まれるアーキテクチャは,ビジネスアーキテクチャ,テクノロジアーキテクチャ,アプリケーションアーキテクチャと…
正解:データアーキテクチャ
要点:EAはビジネス・データ・アプリケーション・テクノロジの4体系
エンタープライズアーキテクチャは、ビジネス(政策・業務)、データ、アプリケーション、テクノロジの4体系で組織全体を捉える枠組みである。データアーキテクチャは、業務で扱う情報の内容や構造、相互の関係を整理する層にあたる。この4つの並びを丸ごと覚えておくとよい。
出典:平成28年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問62(IPA)エンタープライズアーキテクチャを構成するアプリケーションアーキテクチャについて説明したものはどれか。
正解:業務プロセスを支援するシステムの機能や構成などを体系的に示したもの
要点:アプリケーションアーキテクチャは業務を支える機能と構成
エンタープライズアーキテクチャは、ビジネス、データ、アプリケーション、テクノロジの四つの体系で企業を可視化する枠組みである。このうちアプリケーションアーキテクチャは、業務プロセスを支えるシステムがどのような機能をもち、どう構成されるかを整理したものである。データの構造はデータアーキテクチャ、技術要素はテクノロジアーキテクチャ、業務の流れはビジネスアーキテクチャが扱う。
出典:令和1年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問61(IPA)CIOの説明はどれか。
正解:情報管理,情報システムに関する戦略立案及び執行を統括する最高責任者
要点:CIOは情報システム戦略を統括する最高情報責任者
CIO(Chief Information Officer)は最高情報責任者のことで、情報管理や情報システムに関する戦略の立案と実行を統括する。経営戦略と情報化の方向性を結び付ける役割を担う点が特徴である。CEO・CFO・CTOとは担当する領域が異なるので区別して覚える。
出典:令和5年度 (公開問題) 基本情報技術者試験 kamokuA 問19(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。