開発生産性とは?
開発生産性とは、一定の工数(人月・人日)あたりにどれだけの規模(ステップ数、ファンクションポイント数、機能数など)を開発できるかを表す指標。過去の実績から算出し、新規プロジェクトの工数見積りに使う。
基本情報技術者試験の過去問では5回出題されています(2017年度〜2025年度)。
かいはつせいさんせい
開発生産性の意味
一定の工数(人月・人日)あたりにどれだけの規模(ステップ数、ファンクションポイント数、機能数など)を開発できるかを表す指標。過去の実績から算出し、新規プロジェクトの工数見積りに使う。
開発生産性の具体例
「プログラム本数×1本当たりの所要工数」から必要な総工数を求め、投入できる要員数と期間から実現可能かを判定する計算がFEで出題される。
開発生産性は試験でどう引っ掛けられる?
分子が規模、分母が工数なので、工数は「規模÷生産性」で求める。掛け算にすると答えが合わない。またステップ数は言語に左右されるが、ファンクションポイントは外部仕様から求めるため言語に依存しない。
開発生産性と関連する用語
開発生産性が出た過去問
ある新規システムの機能規模を見積もったところ,500FP(ファンクションポイント)であった。このシステムを構築するプロジェクトには,開発工数のほかに,システム導…
正解:66
要点:全工数=(開発+導入教育)×1.1で求める
開発工数は500FP÷10FP/人月=50人月。これに導入と教育の10人月を加えて60人月となる。プロジェクト管理はこの合計の10%なので6人月であり、全体では60+6=66人月となる。
出典:平成30年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問54(IPA)BYOD(Bring Your Own Device)の説明はどれか。
正解:従業員が個人で所有する情報機器を業務のために使用すること
要点:BYODは個人所有の機器を業務に使うこと
BYODは、従業員が個人で所有するスマートフォンやPCなどの機器を、業務のために使用することを指します。機器調達費の削減や使い慣れた端末による生産性向上が期待できる一方、私物端末に業務データが残るため、紛失時の情報漏えいや私用と業務の切り分けといった管理上の課題が伴います。
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問64(IPA)バランススコアカードの内部ビジネスプロセスの視点における戦略目標と業績評価指標の例はどれか。
正解:製品の製造の生産性向上が目標であるので、製造期間短縮日数を指標とする。
要点:内部ビジネスプロセスの視点は社内業務の効率・品質を測る
バランススコアカードは、財務、顧客、内部ビジネスプロセス、学習と成長の四つの視点で戦略目標と指標を設定する。内部ビジネスプロセスの視点は、社内の業務の進め方そのものの効率や品質を対象とする。製造の生産性向上を目標とし製造期間の短縮日数で測るのは、まさに社内プロセスに関する目標と指標である。
出典:令和1年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問67(IPA)プロセスイノベーションに関する記述として、適切なものはどれか。
正解:製品の品質を向上する革新的な製造工程を開発する。
要点:作り方の革新がプロセスイノベーション
プロセスイノベーションは、製品そのものではなく作り方や業務の進め方を革新することである。新しい製造工程を開発して品質や生産性を高める取組みがこれに当たる。革新的な新製品の開発はプロダクトイノベーションであり、何を作るかと、どう作るかで区別する。
出典:令和1年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問70(IPA)ローコード開発ツールを用いたソフトウェア開発の説明はどれか。
正解:アプリケーションソフトウェアの開発基盤の上で,用意された部品やテンプレートをGUIを用いた操作で組み合わせたり,必要に応じて一部の処理のソースコードを記述したりすることによって,アプリケーションソフトウェアを作成する。
要点:ローコードはGUI主体+必要な部分だけコードを書く
ローコード開発は、用意された部品やテンプレートをGUI操作で組み合わせて画面や処理を作りつつ、必要な部分だけはソースコードを書いて補う開発方式である。コードを一切書かない方式はノーコードと呼ばれ、区別される。開発生産性を高める一方、ツールの提供する枠を超える処理には制約がある。
出典:令和7年度 (公開問題) 基本情報技術者試験 kamokuA 問5(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。