隔離性とは?
隔離性とは、複数のトランザクションを同時に実行しても、互いの途中結果の影響を受けず、単独で実行したのと同じ結果が得られる性質。
基本情報技術者試験の過去問では13回出題されています(2016年度〜2026年度)。
かくりせい
隔離性の意味
複数のトランザクションを同時に実行しても、互いの途中結果の影響を受けず、単独で実行したのと同じ結果が得られる性質。
隔離性の具体例
他のトランザクションが更新中でまだコミットしていない値を読まない。
隔離性は試験でどう引っ掛けられる?
隔離性水準を下げても弱まるのは隔離性だけで、原子性・耐久性は保たれる(READ COMMITTEDでもコミットした結果は失われない)。またSERIALIZABLEにしてもデッドロックは起きる——直列化可能性は「待たない」ことではなく「直列実行と同じ結果になる」ことを指す。
隔離性と関連する用語
隔離性が出た過去問
アクセス制御を監査するシステム監査人が採った行動のうち,適切なものはどれか。
正解:データに関するアクセス制御の管理状況の確認
要点:監査人は独立の立場で確認・評価し運用には関与しない
システム監査人は、被監査部門から独立した立場で、統制が適切に整備・運用されているかを評価する役割を担う。したがって管理状況を確認するのは適切だが、管理表を作成したり方針を制定したり運用そのものを行うのは、被監査側の業務に踏み込むことになり独立性を損なう。
出典:平成28年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問59(IPA)システム監査人が,監査報告書の原案について被監査部門と意見交換を行う目的として,最も適切なものはどれか。
正解:監査報告書に記載する指摘事項及び改善勧告について,事実誤認がないことを確認するため
要点:報告書原案の意見交換は事実誤認の確認が目的
監査報告書の原案について被監査部門と意見交換する目的は、記載した指摘事項や改善勧告の前提となる事実に誤りや誤解がないかを確かめることです。事実誤認のある報告は説得力を失い、改善にもつながりません。監査人の独立性を保つ必要があるため、被監査部門の承認を得たり、意見交換で調査に代えたりすることは適切ではありません。
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問58(IPA)システム監査の実施体制に関する記述のうち,適切なものはどれか。
正解:監査依頼者が監査報告に基づく改善指示を行えるように,システム監査人は監査結果を監査依頼者に報告する。
要点:監査人は依頼者に報告し、独立性を保つことが原則
システム監査人は、監査依頼者(通常は経営者など)から依頼を受けて監査を実施し、その結果を依頼者に報告します。依頼者はこの報告に基づいて被監査部門へ改善を指示します。監査人には独立性と客観性が求められるため、被監査部門のメンバで監査チームを組むことや、判断を他の専門家任せにすることは認められません。
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問60(IPA)システム監査実施体制のうち、システム監査人の独立性の観点から最も避けるべきものはどれか。
正解:監査チームメンバに任命された総務部のAさんが、他のメンバと一緒に、総務部の入退室管理の状況を監査する。
要点:自分の所属部署を監査すると独立性が損なわれる
システム監査人は、監査対象から独立していなければならない。自分が所属する部署の業務を監査すると、自らの業務を自ら評価することになり、外観上も精神上も独立性が損なわれるため避けるべきである。
出典:平成30年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問59(IPA)情報システム部が開発して経理部が運用している会計システムの運用状況を、経営者からの指示で監査することになった。この場合におけるシステム監査人についての記述のうち…
正解:独立性を担保するために、システム監査人は情報システム部にも経理部にも所属しない者とする。
要点:監査人は監査対象部門から独立している必要がある
システム監査人には、監査対象から独立していることが求められる。会計システムは情報システム部が開発し経理部が運用しているので、どちらかに所属する者が監査すると自分の業務を自分で評価することになり、客観性が保てない。したがって、いずれの部門にも属さない者を監査人とするのが適切である。資格の有無より独立性の確保が本質である。
出典:令和1年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問59(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。