顧客生涯価値(LTV)・顧客獲得コスト(CAC)とは?
顧客生涯価値(LTV)・顧客獲得コスト(CAC)とは、LTVは1人の顧客が取引を続ける期間全体でもたらす利益、CACは顧客1人を獲得するのにかかった営業・広告費用。サブスクリプション型サービスでは単年度の売上ではなくLTVとCACの比で事業の健全性を評価する。
基本情報技術者試験の過去問では1回出題されています。
こきゃくしょうがいかち・こきゃくかくとくこすと
顧客生涯価値(LTV)・顧客獲得コスト(CAC)の意味
LTVは1人の顧客が取引を続ける期間全体でもたらす利益、CACは顧客1人を獲得するのにかかった営業・広告費用。サブスクリプション型サービスでは単年度の売上ではなくLTVとCACの比で事業の健全性を評価する。
顧客生涯価値(LTV)・顧客獲得コスト(CAC)の具体例
月額5,000円・粗利率70%・平均継続24か月ならLTVは約8.4万円。広告費と営業人件費から算出したCACが2万円ならLTV/CACは約4.2倍で健全とされる。解約率が月2%から4%に悪化すると継続期間が半減し、LTVも半分になる。
顧客生涯価値(LTV)・顧客獲得コスト(CAC)は試験でどう引っ掛けられる?
LTVを売上ベースで計算すると過大評価になるため、原価やサポート費用を引いた粗利ベースで見るのが原則。CACには広告費だけでなく営業人件費も含める。平均継続期間は解約率の逆数で近似するので、解約率が上がれば継続期間が縮みLTVも下がる——両者は連動して見る必要がある。CAC回収期間(何か月でCACを回収できるか)も併せて問われる。
顧客生涯価値(LTV)・顧客獲得コスト(CAC)と関連する用語
顧客生涯価値(LTV)・顧客獲得コスト(CAC)が出た過去問
CRMの目的はどれか。
正解:顧客ロイヤリティの獲得と顧客生涯価値の最大化
要点:CRMは顧客ロイヤリティを高め生涯価値を最大化する
CRMは顧客との関係を継続的に管理し、満足度を高めて他社に移らない愛着すなわち顧客ロイヤリティを獲得することを狙う。長く取引を続けてもらうことで、一人の顧客が生涯にわたってもたらす利益である顧客生涯価値を最大化することが目的となる。在庫や資材の管理を目的とする仕組みとは狙いが異なる。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問69(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。