MRP(資材所要量計画)とは?
MRP(資材所要量計画)とは、製品の生産計画をもとに、必要な部品・原材料の種類と数量、発注時期を計算し、生産に必要な資材を過不足なく調達するための生産管理手法。
基本情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2016年度〜2017年度)。
えむあーるぴー
MRP(資材所要量計画)の意味
製品の生産計画をもとに、必要な部品・原材料の種類と数量、発注時期を計算し、生産に必要な資材を過不足なく調達するための生産管理手法。
MRP(資材所要量計画)の具体例
完成品Aを10個生産する場合に必要な部品の数量を、製品構成表(部品表)の階層と個数から積算して求める計算問題が頻出。正味所要量計算には総所要量から在庫量・引当量を差し引く。
MRP(資材所要量計画)は試験でどう引っ掛けられる?
生産計画から必要量を先に計算して押し出す「プッシュ型」であり、後工程が引き取るかんばん方式(プル型)とは正反対。部品構成表(BOM)と在庫情報が入力として必要な点も問われる。
MRP(資材所要量計画)と関連する用語
MRP(資材所要量計画)が出た過去問
手順①~③に従って処理を行うものはどれか。 ①今後の一定期間に生産が予定されている製品の種類と数量及び部品構成表を基にして,その構成部品についての必要量を計算す…
正解:MRP
要点:MRPは部品構成表と在庫から正味所要量と発注時期を出す
生産計画と部品構成表から所要量を展開し、在庫を差し引いた正味所要量を求め、リードタイムを逆算して発注時期を決める手順は、資材所要量計画(MRP)そのものである。「必要なものを、必要なときに、必要なだけ」用意するための計算手法として位置付けられる。
出典:平成28年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問72(IPA)MRPの特徴はどれか。
正解:製品の基準生産計画を基に、部品の手配数量を算出する。
要点:MRPは生産計画と部品構成表から手配数量を算出する
MRPは、基準生産計画と部品構成表をもとに、必要な部品の総所要量を展開し、在庫を差し引いて手配数量と時期を算出する仕組みである。計画に基づいて必要量を先に計算する点が特徴で、後工程からの引取りで動くかんばん方式とは考え方が対照的である。
出典:平成29年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問72(IPA)図は,生産管理システムの手法であるMRP(資材所要量計画)の作業手順である。図中のaに入る,正味所要量計算に必要な情報はどれか。
正解:在庫状況(在庫量,注文残,仕掛量)
要点:正味所要量=総所要量-(在庫+注文残+仕掛)
MRPでは、まず生産計画と部品構成表から必要な部品の総所要量を求めます。次にその総所要量から、既に手元にある在庫や発注済みの注文残、仕掛中の数量を差し引いて、実際に追加調達すべき正味所要量を算出します。したがって正味所要量計算に必要なのは在庫状況の情報です。
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問71(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。