PCMとは?
PCMとは、アナログ信号をディジタル化する基本方式。一定間隔で振幅を取り出す標本化、その値を離散的な段階に丸める量子化、値をビット列に変換する符号化の3段階からなる。標本化周波数と量子化ビット数がデータ量と品質を決める。
基本情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2017年度)。
ぴーしーえむ
PCMの意味
アナログ信号をディジタル化する基本方式。一定間隔で振幅を取り出す標本化、その値を離散的な段階に丸める量子化、値をビット列に変換する符号化の3段階からなる。標本化周波数と量子化ビット数がデータ量と品質を決める。
PCMの具体例
標本化周波数44.1kHz・量子化16ビット・ステレオなら、1秒当たり44,100×16×2=約1.41Mビット。3分の曲では非圧縮で約32MBになる。この計算はデータ量を問う出題の定番で、時間・周波数・ビット数・チャネル数の掛け算で求める。
PCMは試験でどう引っ掛けられる?
量子化で生じる誤差(量子化雑音)は、ビット数を増やせば減るがゼロにはならない不可逆な劣化である。一方、標本化周波数を上げても量子化誤差は減らない。どちらのパラメータが何に効くのかの対応が問われる。
PCMと関連する用語
PCMが出た過去問
PCM方式によって音声をサンプリング(標本化)して8ビットのディジタルデータに変換し,圧縮せずにリアルタイムで転送したところ,転送速度は64,000ビット/秒で…
正解:125
要点:標本化周波数=転送速度÷量子化ビット数。間隔はその逆数
1回の標本化で8ビットのデータが生じ、それを圧縮せずに毎秒64,000ビットで送っているので、1秒あたりの標本化回数は64,000÷8=8,000回である。サンプリング間隔はその逆数なので1÷8,000秒=0.000125秒となる。マイクロ秒は100万分の1秒なので、0.000125秒は125マイクロ秒である。
出典:平成28年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問4(IPA)音声などのアナログデータをディジタル化するために用いられるPCMにおいて,音の信号を一定の周期でアナログ値のまま切り出す処理はどれか。
正解:標本化
要点:PCMは標本化→量子化→符号化の順に処理する
PCMは標本化・量子化・符号化の3段階でアナログ信号をディジタル化します。このうち標本化は、一定の周期でアナログ波形の値をそのまま取り出す処理です。取り出した値を離散的な段階値に丸めるのが量子化、それを2進数のビット列にするのが符号化です。
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問24(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。