エッジコンピューティングとは?
エッジコンピューティングとは、IoT機器などのデータ発生源(ネットワークの末端=エッジ)に近い場所でデータ処理を行う仕組み。すべてのデータを遠くのクラウドまで送らず現場近くで処理することで、通信遅延の削減やネットワーク負荷の軽減を図る。
ITパスポートの過去問では3回出題されています(2019年度〜2023年度)。
えっじこんぴゅーてぃんぐ
エッジコンピューティングの意味
IoT機器などのデータ発生源(ネットワークの末端=エッジ)に近い場所でデータ処理を行う仕組み。すべてのデータを遠くのクラウドまで送らず現場近くで処理することで、通信遅延の削減やネットワーク負荷の軽減を図る。
エッジコンピューティングの具体例
工場の生産ラインで異常検知が必要な場合、クラウドまでデータを送って判定を待つと間に合わないため、現場に近い機器でリアルタイムに異常を検知する構成がとられる。
エッジコンピューティングは試験でどう引っ掛けられる?
クラウドの反対語ではなく、クラウドと併用して処理を現場寄りに置く考え方。狙いは応答の遅れと通信量の削減であって、記憶容量の節約や暗号化の強化ではない。すべてを現場だけで処理するという意味でもない。
エッジコンピューティングと関連する用語
エッジコンピューティングが出た過去問
複数のIoTデバイスとそれらを管理するIoTサーバで構成されるIoTシステムにおける、エッジコンピューティングに関する記述として、適切なものはどれか。
正解:IoTデバイス群の近くにコンピュータを配置して、IoTサーバの負荷低減とIoTシステムのリアルタイム性向上に有効な処理を行わせる。
要点:エッジ処理は機器の近くで処理し負荷と遅延を減らす
エッジコンピューティングは、機器の近くに処理を行うコンピュータを配置し、データを手元で処理・選別してからサーバへ送る方式である。サーバへ送るデータ量と負荷を減らせるうえ、通信の往復を待たずに応答できるためリアルタイム性も高まる。
出典:令和1年度 秋期 ITパスポート試験 問71(IPA)店内に設置した多数のネットワークカメラから得たデータを、インターネットを介してIoTサーバに送信し、顧客の行動を分析するシステムを構築する。このとき、IoTゲー…
正解:エッジコンピューティング
要点:エッジコンピューティングは現場側で処理し送信量を削る
エッジコンピューティングは、データが発生する現場の近くに処理装置を置いて先に処理し、必要な結果だけを上位のサーバへ送る形態である。設問では店舗内のゲートウェイで映像を解析し座標データだけを送るため、通信量と応答遅延を抑えられる。
出典:令和3年度 秋期 ITパスポート試験 問86(IPA)IoTシステムにおけるエッジコンピューティングに関する記述として、最も適切なものはどれか。
正解:IoTデバイスの増加によるIoTサーバの負荷を軽減するために、IoTデバイスに近いところで可能な限りのデータ処理を行う。
要点:エッジコンピューティングは機器の近くで処理しサーバ負荷を減らす
エッジコンピューティングは、データが生まれる機器の近くに処理装置を置き、そこでできる処理を先に済ませる考え方です。サーバへ送るデータ量が減るので、サーバやネットワークの負荷が下がり、応答も速くなります。
出典:令和5年度 秋期 ITパスポート試験 問71(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。