カニバリゼーションとは?
カニバリゼーションとは、自社の新製品・新チャネルが、自社の既存製品・既存チャネルの売上を食い合う共食い現象。市場全体が拡大せず社内で顧客が移動するだけなら、売上は横ばいで開発費だけ増える。ただし他社に食われるくらいなら自社で食う「計画的カニバリ」が正解になる場面もある点が判断の要。
ITパスポートの過去問では1回出題されています。
かにばりぜーしょん
カニバリゼーションの意味
自社の新製品・新チャネルが、自社の既存製品・既存チャネルの売上を食い合う共食い現象。市場全体が拡大せず社内で顧客が移動するだけなら、売上は横ばいで開発費だけ増える。ただし他社に食われるくらいなら自社で食う「計画的カニバリ」が正解になる場面もある点が判断の要。
カニバリゼーションの具体例
買い切り型パッケージを売る企業がサブスク版を出すと、既存顧客が乗り換えて初年度売上は落ちる。それでも競合がサブスクで攻めてくるなら、自社で置き換えたほうが顧客を失わない。評価は製品単体の売上ではなく、全社の顧客数とLTVで行う。
カニバリゼーションは試験でどう引っ掛けられる?
常に避けるべき現象と決めつけないこと。新規需要の取り込み分が食い合い分を上回るなら実施が合理的である。またチャネル間(自社EC対代理店)でも起きるため、製品間の話に限定した選択肢は不十分となる。
カニバリゼーションと関連する用語
カニバリゼーションが出た過去問
企業の商品戦略上留意すべき事象である“コモディティ化”の事例はどれか。
正解:新商品を投入したところ、他社商品が追随して機能の差別化が失われ、最終的に低価格化競争に陥ってしまった。
要点:コモディティ化は機能差の消失により価格競争に陥ること
コモディティ化とは、当初は差別化されていた商品の機能や品質が各社で横並びになり、顧客から見て「どれも同じ」となって価格でしか選ばれなくなる現象を指す。結果として価格競争に陥り、利益率が低下しやすい。自社製品同士の食い合いはカニバリゼーション、値引きによる評価の低下はブランド毀損であり、いずれも別の概念である。
出典:平成27年度 春期 ITパスポート試験 問17(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。