シンクライアントとは?
シンクライアントとは、クライアント側の端末には最小限の機能しか持たせず、データ処理や保存の大部分をサーバ側で行わせるシステム形態。端末紛失時の情報漏えいリスクを抑えられる利点がある。
ITパスポートの過去問では5回出題されています(2010年度〜2015年度)。
しんくらいあんと
シンクライアントの意味
クライアント側の端末には最小限の機能しか持たせず、データ処理や保存の大部分をサーバ側で行わせるシステム形態。端末紛失時の情報漏えいリスクを抑えられる利点がある。
シンクライアントの具体例
社員のパソコンにはデータを保存させず、画面表示だけをサーバから受け取る運用にすれば、パソコンを紛失しても社内データが端末に残らず情報漏えいを防ぎやすい。
シンクライアントは試験でどう引っ掛けられる?
「シン(thin)=薄い」のは端末側の機能のこと。端末にデータを残さないので紛失時の漏えいには強いが、ネットワークやサーバが止まると全員が作業できなくなる弱点があり、利点だけで判断すると誤る。
シンクライアントと関連する用語
シンクライアントが出た過去問
シンクライアントの特徴として、適切なものはどれか。
正解:端末内にデータが残らないので、情報漏えい対策として注目されている。
要点:シンクライアントは端末にデータを残さない
シンクライアントは、端末側に必要最小限の機能だけを持たせ、アプリケーションの実行やデータの保存はサーバ側で行う方式である。端末にデータが残らないため、端末の紛失や盗難があっても情報漏えいにつながりにくい点が評価されている。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問81(IPA)シンクライアント端末の説明として,適切なものはどれか。
正解:アプリケーションソフトウェアの実行やファイルなどの資源の管理は全てサーバ側で行う,ユーザインタフェース専用の端末
要点:シンクライアントは処理をサーバに集約し端末に情報を残さない
シンクライアントは、アプリケーションの実行やデータの保管をすべてサーバ側で行い、端末は入力と画面表示だけを担う構成の端末である。端末にデータが残らないため、紛失や盗難による情報漏えいのリスクを抑えられ、ソフトウェアの管理もサーバ側に集約できる。端末自身の性能や暗号化機能を特徴とするものではない。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問86(IPA)クライアントサーバシステムにおいて、クライアント側には必要最低限の機能しかもたせず、サーバ側でアプリケーションソフトウェアやデータを集中管理するシステムはどれか…
正解:シンクライアントシステム
要点:シンクライアントは端末を最小化しサーバで集中管理する
シンクライアントシステムは、手元の端末に最小限の機能だけを持たせ、アプリケーションやデータはサーバ側で集中管理する方式である。端末にデータが残らないため情報漏えいのリスクを抑えやすく、ソフトウェアの更新もサーバ側で一括して行える。
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験 問59(IPA)メインフレームとも呼ばれる汎用コンピュータの説明として、適切なものはどれか。
正解:企業などにおいて、基幹業務を主対象として、事務処理から技術計算までの幅広い用途に利用されている大型コンピュータ
要点:汎用コンピュータは基幹業務を担う大型機
汎用コンピュータ(メインフレーム)は、金融機関の勘定系など企業の基幹業務を担ってきた大型機で、大量の事務処理から技術計算まで幅広い用途に対応できることからこの名がある。高い信頼性と処理能力を備える点が特徴である。他の選択肢はマイコン、シンクライアント、携帯情報端末の説明である。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問59(IPA)PCをネットワークに接続せずに単独で利用する形態を何と呼ぶか。
正解:スタンドアロン
要点:スタンドアロンはネットワークに接続しない単独利用
スタンドアロンは、機器をネットワークに接続せず単独で動作させる利用形態を指す。外部との通信がないため感染や侵入の経路は減るが、データ共有や更新の適用は手作業になる。端末側の機能を絞って処理をサーバに任せるシンクライアントや、対等な端末同士で通信するピアツーピアは、いずれもネットワーク接続を前提とする。
出典:平成27年度 春期 ITパスポート試験 問67(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。