信頼性とは?
信頼性とは、情報システムや情報処理の動作が、意図した通りに一貫して正しく機能する特性。情報セキュリティの拡張要素の一つとして位置づけられ、システムが誤動作やバグ、設定ミスなどによって意図しない結果を出力しないことを指す。可用性(システムが使える状態にあること)と混同されやすいが、可用性は「使える/使えない」に着目するのに対し、信頼性は「動作の結果が正しいかどうか」に着目する点が異なる。
ITパスポートの過去問では47回出題されています(2009年度〜2026年度)。
しんらいせい
信頼性の意味
情報システムや情報処理の動作が、意図した通りに一貫して正しく機能する特性。情報セキュリティの拡張要素の一つとして位置づけられ、システムが誤動作やバグ、設定ミスなどによって意図しない結果を出力しないことを指す。可用性(システムが使える状態にあること)と混同されやすいが、可用性は「使える/使えない」に着目するのに対し、信頼性は「動作の結果が正しいかどうか」に着目する点が異なる。
信頼性の具体例
在庫管理システムが、注文を処理するたびに毎回同じ計算ロジックで正確に在庫数を更新し続けることは、システムの信頼性が保たれている状態といえる。
信頼性は試験でどう引っ掛けられる?
「システムが止まらず使える」ことを指す可用性と、「動作結果が意図通り正しい」ことを指す信頼性は異なる観点の特性であり、混同しないよう注意が必要である。
信頼性と関連する用語
信頼性が出た過去問
内部統制に関する記述として、適切なものはどれか。
正解:内部統制は、経営者が組織目的の達成について合理的な保証を得るためのマネジメントプロセスである。
要点:内部統制は組織目的の達成に合理的保証を与える経営者の仕組み
内部統制は、業務の有効性・効率性、財務報告の信頼性、法令遵守、資産の保全といった目的の達成について、合理的な保証を得るために組織へ組み込まれる仕組みであり、その整備と運用の責任は経営者にある。絶対的な保証ではなく「合理的な保証」である点が定義の要点である。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問49(IPA)フールプルーフの考え方として、適切なものはどれか。
正解:人間がシステムの操作を誤ってもシステムの安全性と信頼性を保持する。
要点:フールプルーフは誤操作しても危険に至らせない設計
フールプルーフは、利用者が誤った操作をしても危険な状態に至らないよう、あらかじめ入力を制限したり確認を求めたりする設計思想である。誤りが起きた後の被害を抑えるフェールセーフや、故障しても機能を維持するフォールトトレランスとは、着目点が異なる。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問67(IPA)RAIDの利用目的として、適切なものはどれか。
正解:複数のハードディスクに分散してデータを書き込み、高速性や耐故障性を高める。
要点:RAIDは分散書込みと冗長化で速度と耐故障性を高める
RAIDは複数の磁気ディスクを組み合わせて一つの装置のように扱う技術で、データを分散して並列に読み書きすることによる高速化や、冗長なデータを持つことによる耐故障性の向上を目的とする。構成の仕方によって速度重視と信頼性重視のどちらを狙うかが変わる。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問78(IPA)デュアルシステムに関する記述として、適切なものはどれか。
正解:2系統のコンピュータが、互いの処理結果を照合しながら同一処理を行うシステムのことである。
要点:デュアルシステムは二系統で同一処理し結果を照合する
デュアルシステムは、同じ処理を二系統で同時に実行し、その結果を突き合わせて一致を確認しながら運用する方式である。誤りを検出でき、一方が故障しても他方で処理を続けられるため信頼性が高いが、設備が二重になるぶん費用がかかる。障害時に待機系へ切り替える方式はデュプレックスシステムと呼ばれ、別の構成である。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問86(IPA)システム監査人の役割はどれか。
正解:組織体の情報システムを独立した専門的な立場で検証又は評価する。
要点:システム監査人は独立した立場で情報システムを検証・評価する
システム監査人は、被監査部門から独立した立場で情報システムの信頼性・安全性・効率性などを点検し、客観的に検証・評価して助言や勧告を行う役割を担う。独立性と客観性が前提なので、自ら運用・開発・戦略立案に関与する立場ではない。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問44(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。