テストデータ法とITF(統合テスト施設法)とは?
テストデータ法とITF(統合テスト施設法)とは、テストデータ法は、監査人が用意した検証用データを対象プログラムに処理させ、出力が期待どおりかでコントロールの有効性を確かめる技法。ITFは本番環境内に監査用のダミー部門や口座を設け、本番処理の流れに監査データを混ぜて検証する発展形である。
ITパスポートの過去問では2回出題されています(2015年度〜2022年度)。
てすとでーたほうととうごうてすとしせつほう
テストデータ法とITF(統合テスト施設法)の意味
テストデータ法は、監査人が用意した検証用データを対象プログラムに処理させ、出力が期待どおりかでコントロールの有効性を確かめる技法。ITFは本番環境内に監査用のダミー部門や口座を設け、本番処理の流れに監査データを混ぜて検証する発展形である。
テストデータ法とITF(統合テスト施設法)の具体例
与信限度額チェックを検証するため、限度額ちょうど・1円超過・大幅超過の3件を投入し、超過分だけがエラーリストに載ることを確認する。ITFなら本番の夜間バッチに監査用得意先コードの伝票を紛れ込ませ、実際の処理経路のまま結果を追跡する。
テストデータ法とITF(統合テスト施設法)は試験でどう引っ掛けられる?
ITFは本番データに監査用データが混入するため、決算前に必ず除去する手当てが要る。「本番と同じ経路で試せる」利点と「本番を汚す」欠点はセットで問われる。
テストデータ法とITF(統合テスト施設法)と関連する用語
テストデータ法とITF(統合テスト施設法)が出た過去問
図書を特定するために世界標準として使用されているコードはどれか。
正解:ISBN
要点:図書はISBN。JAN・ITFは商品や物流のコード
ISBNは国際標準図書番号で、書籍を国・出版者・書名の単位で識別する世界共通のコードである。JANは日本の商品識別コード(国際的にはEAN/GS1)、ITFは集合包装用の物流コード、QRコードは二次元シンボルの規格であり、いずれも図書専用の識別体系ではない。
出典:平成27年度 秋期 ITパスポート試験 問20(IPA)a~dのうち,システム監査人が,合理的な評価・結論を得るために予備調査や本調査のときに利用する調査手段に関する記述として,適切なものだけを全て挙げたものはどれか…
正解:b, c, d
要点:監査の調査手段はヒアリング・文書閲覧・CAAT
システム監査人が証拠を集める手段には、関係者へのヒアリング、規程や記録などの資料・文書の閲覧、そしてテストデータ法や監査モジュールといったコンピュータ利用監査技法(CAAT)があります。したがってb・c・dが該当します。EAは業務とシステムの全体最適を図る設計の枠組みであって、監査の調査手段ではありません。
出典:令和4年度 秋期 ITパスポート試験 問53(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。