トリプル制約(QCD)とは?
トリプル制約(QCD)とは、プロジェクトマネジメントにおける、品質(Quality)・コスト(Cost)・納期(Delivery、スケジュール)という互いに関連し合う3つの制約条件。1つを変えると他の2つに影響が及びやすい。
ITパスポートの過去問では2回出題されています(2010年度〜2013年度)。
とりぷるせいやく
トリプル制約(QCD)の意味
プロジェクトマネジメントにおける、品質(Quality)・コスト(Cost)・納期(Delivery、スケジュール)という互いに関連し合う3つの制約条件。1つを変えると他の2つに影響が及びやすい。
トリプル制約(QCD)の具体例
納期を短縮しようとすると、追加要員によるコスト増加や、急ぐことによる品質低下のリスクが生じるというように、3つの要素はトレードオフの関係になりやすい。
トリプル制約(QCD)は試験でどう引っ掛けられる?
3つを同時に最適化することはできず、納期を縮めればコストか品質のどちらかに跳ね返るという関係を問う設問が多い。スコープを加えて4つの制約として説明されることもあり、Dは納期であって「配送」ではない。
トリプル制約(QCD)と関連する用語
トリプル制約(QCD)が出た過去問
システム構築プロジェクトを開始するに当たり、"品質","コスト","納期"の目標値を設定する段階として、適切なものはどれか。
正解:システム化計画の立案
要点:QCDの目標値はシステム化計画の立案で決める
品質・コスト・納期(QCD)の目標値は、企画プロセスであるシステム化計画の立案段階で設定する。ここで開発の範囲・体制・スケジュール・費用の枠組みを決め、以降の要件定義や開発はこの枠組みに沿って進められる。目標値が無いまま要件定義に入ると、投資判断や進捗評価の基準が持てない。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問2(IPA)X社のシステム部門に所属しているA氏は、自社の会計システムの再構築プロジェクトの責任者を任された。システムの再構築を、企画プロセス、要件定義プロセス、開発プロセ…
正解:品質、コスト、納期の目標値と優先順位を設定する。
要点:企画のシステム化計画ではQCDの目標と優先順位を決める
企画プロセスは、システム化の方針を定めて実現可能性や体制、費用、スケジュールなどの大枠を決める段階である。この段階のシステム化計画では、品質・コスト・納期といった目標値と優先順位を定め、後続工程の判断基準を作る。個別の要件確定は要件定義プロセス、ベンダ選定は調達の作業であり、企画プロセスの立案作業とは分けて考える。
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験 問5(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。