メールの添付・拡張プロトコル(MIME)とは?
メールの添付・拡張プロトコル(MIME)とは、電子メールは本来テキスト(文字)だけを送る仕組みだったため、画像や文書ファイルなどのバイナリデータや、日本語などの多言語文字を扱えるように拡張した規格がMIME。添付ファイルはMIMEの仕組みによってテキスト形式に変換されてメール本文に埋め込まれる。
ITパスポートの過去問では14回出題されています(2009年度〜2021年度)。
めーるのてんぷ・かくちょうぷろとこる
メールの添付・拡張プロトコル(MIME)の意味
電子メールは本来テキスト(文字)だけを送る仕組みだったため、画像や文書ファイルなどのバイナリデータや、日本語などの多言語文字を扱えるように拡張した規格がMIME。添付ファイルはMIMEの仕組みによってテキスト形式に変換されてメール本文に埋め込まれる。
メールの添付・拡張プロトコル(MIME)の具体例
メールに写真ファイルを添付して送信すると、MIMEの規格に従って画像データがテキストとして符号化され、受信側のメールソフトが元のファイル形式に復元して表示する。
メールの添付・拡張プロトコル(MIME)は試験でどう引っ掛けられる?
MIME自体に暗号化や署名の機能はなく、それらを加えたものは別規格のS/MIME。バイナリはBase64でテキスト化されるためデータ量が約1.3倍に増える。Content-Typeによる種別指定はHTTPでも使われ、メール専用の仕組みではない。
メールの添付・拡張プロトコル(MIME)と関連する用語
メールの添付・拡張プロトコル(MIME)が出た過去問
業務中に受信した電子メールの添付文書をワープロソフトで開いたら、ワープロソフトが異常終了した。受け取った電子メールがウイルスを含んでいた可能性が考えられる場合、…
正解:PCをネットワークから切り離した後、速やかにシステム管理部門の担当者に連絡する。
要点:感染が疑われたら隔離し、速やかに管理部門へ連絡する
ウイルス感染が疑われる場合は、まず被害の拡大を防ぐことが最優先である。ネットワークから切り離して他の機器への感染を止め、次に速やかにシステム管理部門へ連絡して指示を仰ぐのが正しい手順である。自己判断での再インストールや再現操作は証拠を失わせたり被害を広げたりするおそれがあり、全社員への独断のメール送信も混乱を招くため避けるべきである。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問84(IPA)電子メールで使用されるMIME(Multipurpose Internet Mail Extensions)に関する記述として、適切なものはどれか。
正解:画像ファイルなどの添付ファイルを電子メールで送る方法
要点:MIMEはメールで画像など多様なデータを扱う拡張
MIMEは、本来テキストしか扱えなかった電子メールで、画像や音声などのバイナリデータや各種文字コードを送れるようにする拡張仕様である。データを文字列に変換して本文に埋め込み、種類を示す情報を付けて送る仕組みになっている。暗号化や受信プロトコルは、それぞれ別の規格が担う。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問58(IPA)受信した電子メールにPKI(公開鍵基盤)を利用したディジタル署名が付与されている場合に判断できることだけを全て挙げたものはどれか。 a 電子メールの添付ファイル…
正解:c, d
要点:ディジタル署名が示すのは本人性と改ざんの有無だけ
ディジタル署名は、送信者の秘密鍵で作られ、受信者が公開鍵で検証する仕組みである。これにより、送信者が確かに本人であること(なりすましでないこと)と、内容が途中で改ざんされていないことを確認できる。一方、署名は本文を暗号化するものではないため盗聴を防ぐ効果はなく、添付ファイルの安全性を保証するものでもない。したがってcとdが正しい。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問60(IPA)AさんがBさんに暗号化メールを送信したい。S/MIME(Secure/Multipurpose Internet Mail Extensions)を利用して暗号…
正解:Bさんはあらかじめ、自身の公開鍵証明書の発行を受けておく必要があるが、Aさんはその必要はない。
要点:暗号化は受信者の公開鍵で行う。署名を付けるときは送信者にも証明書が要る
S/MIMEでは、送信者は受信者の公開鍵でメールを暗号化し、受信者が自分の秘密鍵で復号する。したがって暗号化して送るだけであれば、必要なのは受信者側の公開鍵証明書であり、送信者が自分の証明書を持っている必要はない。なお送信者が電子署名も付ける場合には、送信者側にも証明書が必要になる。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問56(IPA)AさんがBさんに署名付きメールを送信したい。S/MIME(Secure/Multipurpose Internet Mail Extensions)を利用して署…
正解:Aさんはあらかじめ、自身の公開鍵証明書の発行を受けておく必要があるが、Bさんはその必要はない。
要点:署名は送信者の秘密鍵で生成し、受信者は公開鍵で検証する
デジタル署名は送信者が自分の秘密鍵で生成し、受信者は送信者の公開鍵(公開鍵証明書)で検証する。したがって署名を付けて送る側であるAさんは自分の公開鍵証明書を用意しておく必要があるが、検証するだけのBさんは自身の証明書を持つ必要がない。S/MIMEはメールソフト側の機能であり、特定のISPに属していることや、ISPの対応は条件にならない。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問60(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。