与信限度額(与信管理)とは?
与信限度額(与信管理)とは、掛け売りの取引先ごとに「代金を回収できていない状態をいくらまで許容するか」を決めた上限額。実際に抱えている未回収の債権(売掛金・受取手形)に、これから納品する受注残を加えたものが与信残高で、これが上限を超えないように管理する。上限から与信残高を引いた差が与信の余力であり、余力が尽きた取引先には新たな出荷を止めるか、前払いや担保の設定を求める。
ITパスポートの過去問では1回出題されています。
よしんげんどがく
与信限度額(与信管理)の意味
掛け売りの取引先ごとに「代金を回収できていない状態をいくらまで許容するか」を決めた上限額。実際に抱えている未回収の債権(売掛金・受取手形)に、これから納品する受注残を加えたものが与信残高で、これが上限を超えないように管理する。上限から与信残高を引いた差が与信の余力であり、余力が尽きた取引先には新たな出荷を止めるか、前払いや担保の設定を求める。
与信限度額(与信管理)の具体例
与信限度額3,000万円の取引先について、満期日がまだ来ていない受取手形300万円、未回収の売掛金600万円、出荷前の受注200万円を抱えているなら与信残高は1,100万円で、余力は1,900万円になる。現金で回収済みの400万円は残高に含めない。
与信限度額(与信管理)は試験でどう引っ掛けられる?
手形を受け取った時点を回収済みとしないこと。満期日に決済されて初めて回収であり、それまでは与信残高に残る。出荷前の受注分を数え忘れる誤りも定番なので、「受注分も与信に含める」と条件文に書かれていないかを必ず確かめる。
与信限度額(与信管理)と関連する用語
与信限度額(与信管理)が出た過去問
与信限度額が3,000万円に設定されている取引先の5月31日業務終了時までの全取引が表のとおりであるとき,その時点での取引先の与信の余力は何万円か。ここで,受注…
正解:1,900
要点:与信残高は未回収債権と受注残の合計、満期前手形は未回収
与信残高は、まだ代金の回収が済んでいない債権に受注分を加えたものです。取引①は売上400万円が現金で全額回収済みなので残高はゼロ、取引②は手形を受け取っていますが満期日が翌月のため回収とみなさず300万円が残ります。これに取引③の600万円と受注分200万円を加えて与信残高は1,100万円となり、限度額3,000万円との差である1,900万円が余力です。
出典:令和4年度 秋期 ITパスポート試験 問11(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。