担保の設定(抵当権・質権)とは?
担保の設定(抵当権・質権)とは、代金や貸付金が回収できなくなる事態に備えて、取引先の特定の財産から他の債権者に優先して弁済を受けられる権利を、あらかじめ確保しておくこと。土地・建物に設定して占有を移さない抵当権、動産や有価証券を預かって留め置く質権が代表例で、いずれも登記や引渡しによって第三者に対抗できるようにする。売掛金の貸倒れリスクを下げる手段として、与信限度額の設定や取引信用保険と並んで使われる。
ITパスポートの過去問では1回出題されています。
たんぽのせってい
担保の設定(抵当権・質権)の意味
代金や貸付金が回収できなくなる事態に備えて、取引先の特定の財産から他の債権者に優先して弁済を受けられる権利を、あらかじめ確保しておくこと。土地・建物に設定して占有を移さない抵当権、動産や有価証券を預かって留め置く質権が代表例で、いずれも登記や引渡しによって第三者に対抗できるようにする。売掛金の貸倒れリスクを下げる手段として、与信限度額の設定や取引信用保険と並んで使われる。
担保の設定(抵当権・質権)の具体例
部品メーカーが新規の取引先に月500万円の掛け売りを始めるにあたり、取引先が所有する倉庫に抵当権を設定して登記する。取引先が倒産しても、その倉庫の売却代金から他の一般債権者より先に売掛金を回収できる。
担保の設定(抵当権・質権)は試験でどう引っ掛けられる?
請求書の発行や利息の増額は回収の確実さを高めないので担保ではない。借入金の追加は自社の資金繰りの話で、取引先の信用リスク対策にならない。担保はあくまで「優先して回収できる権利の確保」であって、代金を前もって受け取ることではない点も混同しやすい。
担保の設定(抵当権・質権)と関連する用語
担保の設定(抵当権・質権)が出た過去問
取引先に対する売掛金の貸し倒れに備えて、他者よりも優先的に、取引先の財産の一部を売掛金に充当できるようにする行為はどれか。
正解:担保の設定
要点:担保設定=他の債権者に優先して債務者の財産から回収できる権利の確保
担保の設定とは、債権が回収できなくなった場合に備え、債務者の特定の財産から他の債権者に優先して弁済を受けられる権利をあらかじめ確保しておくことである。抵当権や質権が代表例で、貸倒れリスクを下げる手段として使われる。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問7(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。