時間あたり仕事量(仕事算)とは?
時間あたり仕事量(仕事算)とは、作業全体を1と置き、担当者ごとに「1時間(あるいは1日)で全体のどれだけを進められるか」を分数で表した値。1人で36時間かかる人なら時間あたり仕事量は1/36になる。複数人が同時に作業するときは各人の時間あたり仕事量を足し合わせ、その逆数が全体の所要時間になる。担当が途中で交代する場合は、済んだ分を全体から差し引いた残作業量を、次の担当者の時間あたり仕事量で割れば残り時間が求まる。
ITパスポートの過去問では3回出題されています。
じかんあたりしごとりょう(しごとざん)
時間あたり仕事量(仕事算)の意味
作業全体を1と置き、担当者ごとに「1時間(あるいは1日)で全体のどれだけを進められるか」を分数で表した値。1人で36時間かかる人なら時間あたり仕事量は1/36になる。複数人が同時に作業するときは各人の時間あたり仕事量を足し合わせ、その逆数が全体の所要時間になる。担当が途中で交代する場合は、済んだ分を全体から差し引いた残作業量を、次の担当者の時間あたり仕事量で割れば残り時間が求まる。
時間あたり仕事量(仕事算)の具体例
1人でやると36時間かかるAさんと45時間かかるBさんが一緒に作業すると、1時間あたり1/36+1/45=1/20ずつ進むので20時間で終わる。Bさんが8時間だけ担当して残りをAさんが引き継ぐ場合は、残り1-8/45=37/45を1/36で割って約30時間となる。
時間あたり仕事量(仕事算)は試験でどう引っ掛けられる?
所要時間どうしを足したり平均したりしないこと。36時間の人と45時間の人が組んでも40.5時間にはならない。足してよいのは時間ではなく時間あたり仕事量のほうで、最後に逆数を取る手順を飛ばすと答えが合わない。
時間あたり仕事量(仕事算)と関連する用語
時間あたり仕事量(仕事算)が出た過去問
〔中問C・続き〕Aさん、Bさんがそれぞれ1人で通販業務を行う場合の作業時間と1週間の通販業務の進捗率の関係を図のようなグラフで表す。Aさんが1人で通販業務を行う…
正解:①
要点:共同作業の速度は各人の時間あたり仕事量の和になる
2人が一緒に作業すると1時間あたりに進む量は、Aさんの1/36とBさんの1/45を足した値になり、どちらか1人のときより大きくなる。グラフでは1時間あたりの進捗が傾きにあたるので、線分aよりも急な傾きで100%に到達する線分が正しい。進捗は時間とともに増えるため、右下がりの線分は該当しない。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問98(IPA)〔中問C・続き〕週の初めからAさんとBさんの2人が一緒に通販業務を行うとき、その週の作業は何時間で終わるか。
正解:20
要点:共同作業の所要時間=1÷(各人の時間あたり仕事量の和)
1週間分の業務を1とすると、1時間あたりの仕事量はAさんが1/36、Bさんが1/45である。2人で行うと1/36+1/45=5/180+4/180=9/180=1/20となる。全体量1を仕上げるのに必要な時間はその逆数なので20時間である。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問99(IPA)〔中問C・続き〕ある週の通販業務で、Bさんが月曜日を担当した。火曜日以降は、Aさんが担当することになった。Aさんは、この週の残りの作業をおよそ何時間で終えること…
正解:30
要点:残作業量÷担当者の時間あたり仕事量で所要時間を求める
Bさんは1時間に1/45進むので、月曜の8時間で8/45を終える。残りは1-8/45=37/45である。Aさんは1時間に1/36進むので、必要な時間は(37/45)÷(1/36)=(37×36)÷45=29.6時間となり、およそ30時間である。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問100(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。