絶対パス・相対パスとは?
絶対パス・相対パスとは、ファイルの場所を示す表記法。絶対パスはルート(最上位階層)からの経路をすべて記述する方式、相対パスは現在の作業位置(カレントディレクトリ)からの経路を記述する方式。
ITパスポートの過去問では6回出題されています(2011年度〜2019年度)。
ぜったいぱす・そうたいぱす
絶対パス・相対パスの意味
ファイルの場所を示す表記法。絶対パスはルート(最上位階層)からの経路をすべて記述する方式、相対パスは現在の作業位置(カレントディレクトリ)からの経路を記述する方式。
絶対パス・相対パスの具体例
絶対パス「C:¥Users¥taro¥doc¥report.docx」に対し、現在docフォルダにいるなら相対パスは「report.docx」だけで済む。1つ上の階層は「..」で表す。
絶対パス・相対パスは試験でどう引っ掛けられる?
「..」(1つ上の階層へ)や「.」(現在の階層)の記号の意味を取り違えやすい。
絶対パス・相対パスと関連する用語
絶対パス・相対パスが出た過去問
階層型ディレクトリ構造のファイルシステムに関する用語と説明a〜dの組合せとして,適切なものはどれか。 a 階層の最上位にあるディレクトリを意味する。 b 階層の…
正解:カレントディレクトリ=c,絶対パス=b,ルートディレクトリ=a
要点:絶対パスはルート基点、相対パスはカレント基点
ルートディレクトリは階層構造の最上位にあるディレクトリ(a)、カレントディレクトリは今作業している位置のディレクトリ(c)である。絶対パスは最上位を基点として目的の位置までを示す表記(b)で、現在位置を基点とする表記(d)は相対パスである。したがってカレント=c、絶対パス=b、ルート=aの組合せが正しい。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問74(IPA)図に示す階層構造で、複数個の同名のディレクトリA、Bが配置されており、ユーザIDごとにログインしたときのカレントディレクトリが異なる。U0002がログインした直…
正解:..¥..¥..¥B¥f
要点:相対パスは「..」で何階層上がればよいかを数えるのが要点
カレントディレクトリは¥A¥Bの下のAなので、「..」で一つ上がると¥A¥B、二つ上がると¥A、三つ上がるとルートに到達する。目的のファイルはルート直下のBの中にあるため、ルートまで三段階さかのぼってからB、fと指定する必要がある。相対指定では、まず何階層上がるかを数えるのが要点である。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問63(IPA)あるWebサーバにおいて、五つのディレクトリが図のような階層構造になっている。このとき、ディレクトリBに格納されているHTML文書からディレクトリEに格納されて…
正解:../D/E/img.jpg
要点:相対パスの「..」は1階層上のディレクトリを指す
Aのすぐ下にBとDがあり、EはDの下にある。BにいるHTML文書から見ると、いったん1階層上のAへ戻り、そこからD、Eとたどればよい。したがって上位を示す表記から始めてD、E、ファイル名の順に並べた指定が正しい。
出典:平成26年度 秋期 ITパスポート試験 問75(IPA)図に示す階層構造において、カレントディレクトリが*印のディレクトリであるとき、相対パス指定で..¥..¥B¥Bによって指定したディレクトリと同じディレクトリを絶…
正解:¥B¥B¥B
要点:..は一つ上の階層、たどった結果を絶対パスに直す
相対パスの「..」は一つ上の階層を表す。カレントディレクトリから..を二つたどって二階層上へ移動し、そこからB、Bと二段下ると、ルートから見てB配下のB配下のBに到達する。したがって絶対パスは¥B¥B¥Bとなる。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問68(IPA)図に示すような階層構造をもつファイルシステムにおいて,*印のディレクトリ(カレントディレクトリ)から"..¥..¥DIRB¥Fn.txt"で指定したときに参照さ…
正解:④のFn.txt
要点:「..」は1階層上、相対パスは現在位置から順にたどる
「..」は1階層上を意味するので、これを2回たどるとカレントディレクトリから2つ上のディレクトリに移動する。設問の階層ではルート直下のDIRBがその位置に当たる。そこからさらにDIRBへ下り、その中のFn.txtを参照するので、ルート-DIRB-DIRBの下にあるファイルが該当する。
出典:平成28年度 秋期 ITパスポート試験 問75(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。