耐タンパ性とは?
耐タンパ性とは、ハードウェア機器やICチップなどが、内部の重要な情報(鍵情報など)や動作の解析・改ざんに対してどれだけ耐性を持つかを表す性質。値が高いほど分解や解析によって内部情報を盗み出すことが難しい。
ITパスポートの過去問では3回出題されています(2020年度〜2023年度)。
たいたんぱせい
耐タンパ性の意味
ハードウェア機器やICチップなどが、内部の重要な情報(鍵情報など)や動作の解析・改ざんに対してどれだけ耐性を持つかを表す性質。値が高いほど分解や解析によって内部情報を盗み出すことが難しい。
耐タンパ性の具体例
ICカードの中に格納された暗号鍵は、耐タンパ性の高い設計により、カードを分解して物理的に解析しようとしても内容を読み取りにくいようになっている。
耐タンパ性は試験でどう引っ掛けられる?
暗号の強さや通信の秘匿性ではなく、機器を分解・解析されても内部情報を守れる「物理的な破られにくさ」を指す。ICカードやICチップが典型例。データが書き換えられたことを見つける改ざん検知とは目的が別。
耐タンパ性と関連する用語
耐タンパ性が出た過去問
ハードウェアなどに対して外部から不正に行われる内部データの改ざんや解読、取出しなどがされにくくなっている性質を表すものはどれか。
正解:耐タンパ性
要点:耐タンパ性は内部データを解析・改ざんされにくい性質
耐タンパ性は、ICカードや暗号モジュールなどのハードウェアが外部から分解・解析されても、内部のデータを読み取ったり改ざんしたりされにくい性質を指す。攻撃を検知して鍵を消去するなどの仕組みで実現される。
出典:令和2年度 10月 ITパスポート試験 問90(IPA)IoTデバイスに関わるリスク対策のうち、IoTデバイスが盗まれた場合の耐タンパ性を高めることができるものはどれか。
正解:IoTデバイス内のデータを、暗号鍵を内蔵するセキュリティチップを使って暗号化する。
要点:耐タンパ性はセキュリティチップで鍵と内部データを守る
耐タンパ性とは、機器を物理的に入手されても内部のデータを解読・改ざんされにくい性質を指す。暗号鍵をチップ内部に閉じ込めて外部から取り出せないようにするセキュリティチップでデータを暗号化しておけば、盗まれた端末を分解されても内容を読み取られにくくなる。
出典:令和3年度 秋期 ITパスポート試験 問73(IPA)IoTデバイスにおけるセキュリティ対策のうち、耐タンパ性をもたせる対策として、適切なものはどれか。
正解:内蔵ソフトウェアを難読化し、解読に要する時間を増大させる。
要点:耐タンパ性は分解・解析による内部情報の読み取りを困難にする性質
耐タンパ性とは、機器の内部を分解・解析されても、中の情報や仕組みを容易には読み取られない性質のことです。内蔵ソフトウェアを難読化して解析に手間と時間がかかるようにする対策が、これに当たります。
出典:令和5年度 秋期 ITパスポート試験 問57(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。