BPM・BPMNとは?
BPM・BPMNとは、BPMは、業務プロセスを可視化・実行・監視・改善するサイクルを継続的に回す管理手法。一度きりの再設計であるBPRに対し、継続的な運用と改善を前提とする。BPMNは業務プロセスを記述するための国際標準の図式表記法で、イベント・アクティビティ・ゲートウェイ・レーンなどの記号で流れを表す。
ITパスポートの過去問では5回出題されています(2014年度〜2023年度)。
びーぴーえむ・びーぴーえむえぬ
BPM・BPMNの意味
BPMは、業務プロセスを可視化・実行・監視・改善するサイクルを継続的に回す管理手法。一度きりの再設計であるBPRに対し、継続的な運用と改善を前提とする。BPMNは業務プロセスを記述するための国際標準の図式表記法で、イベント・アクティビティ・ゲートウェイ・レーンなどの記号で流れを表す。
BPM・BPMNの具体例
申請から承認までの各工程の所要時間をシステムで計測し、滞留の多い工程を特定して手順やルールを継続的に見直す。
BPM・BPMNは試験でどう引っ掛けられる?
BPRとの分岐点は一度きりの抜本的な作り直し(BPR)か、継続的に回す改善サイクル(BPM)か。BPMNは記述のための表記法であって、管理手法でもツールでもない。DFDと混同しない——DFDはデータの流れを描くのに対し、BPMNは制御の流れと誰が担うか(レーン)を描く。
BPM・BPMNと関連する用語
BPM・BPMNが出た過去問
BPM(Business Process Management)の特徴として、最も適切なものはどれか。
正解:業務の流れをプロセスごとに分析整理し、問題点を洗い出して継続的に業務の流れを改善する。
要点:BPMは業務プロセスを継続的に改善する管理手法
BPMは業務プロセスをモデル化して可視化し、実行結果を測定・分析して改善し、また回すというサイクルを継続的に繰り返す管理手法である。抜本的に作り直すBPRと異なり、日常的な運用の中で少しずつ改善を積み重ねる点に特徴がある。外部委託はBPO、国際規格に沿った仕組みの導入はマネジメントシステム認証の話であり、いずれもBPMの説明ではない。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問22(IPA)BPM (Business Process Management) の考えに基づいた業務改善に関する説明として、最も適切なものはどれか。
正解:業務の実行結果などから業務プロセス自体を見直し、継続的な改善を図る。
要点:BPMは業務プロセスを回しながら継続的に見直し改善する
BPMは業務プロセスを可視化し、実行して得られた結果を分析し、そこから改善策を立てて再び実行するという循環を回し続ける考え方である。一度作った手順を固定せず、継続的に見直す点が本質にあたる。データ統合による意思決定支援はBI、経営資源の統合管理はERPが担う領域であり、分業化による効率向上はBPMが目指す継続的改善とは別の話である。
出典:平成28年度 春期 ITパスポート試験 問13(IPA)社内でPDCAサイクルを継続的に適用するという方法によって、製造部門における歩留りの向上を実現した。この事例が示すような業務改善の考え方を示す用語はどれか。
正解:BPM
要点:BPMは業務プロセスをPDCAで継続的に改善する手法
BPM(ビジネスプロセスマネジメント)は、業務プロセスを可視化して分析し、改善を継続的に繰り返す管理手法である。計画・実行・評価・改善のPDCAサイクルを回して業務を改善し続ける点がまさにBPMの考え方に当たる。歩留り向上のような現場の継続的改善はこの枠組みで説明される。
出典:平成29年度 秋期 ITパスポート試験 問6(IPA)BPM(Business Process Management)の説明として,適切なものはどれか。
正解:組織の業務プロセスの効率的,効果的な手順を考え,その実行状況を監視して問題点を発見,改善するサイクルを継続的に繰り返すこと
要点:BPMは業務プロセスの改善サイクルを継続的に回す手法
BPMは、業務プロセスを設計・実行し、その状況を測定・監視して問題を見つけ改善する、というPDCA型のサイクルを継続的に回すマネジメント手法である。一度きりの抜本的な作り直しであるBPRとは異なり、継続的な改善を重視する点が特徴である。
出典:平成29年度 春期 ITパスポート試験 問29(IPA)OMG(Object Management Group)によって維持されており、国際規格ISO/IEC 19510として標準化されているビジネスプロセスのモデリ…
正解:BPMN
要点:BPMNは業務プロセスを描く国際標準の表記法
BPMNはビジネスプロセスを図で表現するための記法で、OMGが仕様を維持しISO/IEC 19510として国際標準になっている。開始・終了、タスク、分岐、担当者を表すレーンなどの記号が定められており、業務の流れを関係者間で共通に理解できる形に描ける。名称が似た略語と混同しやすいので、記法であることを手掛かりに識別するとよい。
出典:令和5年度 秋期 ITパスポート試験 問23(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。