ERPとは?
ERPとは、会計・人事・生産・販売・在庫など企業の基幹業務のデータを一元的に管理し、経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)を全体最適の視点で計画・活用するための統合型情報システム。
ITパスポートの過去問では13回出題されています(2010年度〜2025年度)。
いーあーるぴー
ERPの意味
会計・人事・生産・販売・在庫など企業の基幹業務のデータを一元的に管理し、経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)を全体最適の視点で計画・活用するための統合型情報システム。
ERPの具体例
それまで部門ごとにバラバラだった会計システムと在庫管理システムをERPパッケージに統合し、経営者がリアルタイムで全社の財務状況や在庫状況を把握できるようにする。
ERPは試験でどう引っ掛けられる?
部門ごとの部分最適ではなく全体最適が狙い。生産の資材所要量計画だけを扱うMRPとは別物で、ERPはその発想を企業全体へ広げたもの。パッケージ導入では業務側を標準機能に合わせるのが原則という点も問われる。
ERPと関連する用語
ERPが出た過去問
ERPの説明として、最も適切なものはどれか。
正解:経営資源の有効活用の観点から企業活動全般を統合的に管理し、業務を横断的に連携させることによって経営資源の最適化と経営の効率化を図る。
要点:ERPは基幹業務を統合して経営資源を最適配分する
ERP(Enterprise Resource Planning)は、生産・販売・在庫・会計・人事といった業務の情報を一つの仕組みで統合的に管理し、部門をまたいで連携させることで、経営資源の配分を最適化し経営を効率化する考え方およびそれを実現するパッケージである。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問25(IPA)CRMの目的として、適切なものはどれか。
正解:長期的視点から顧客と良好な関係を築いて、収益の拡大を図ること
要点:CRMは顧客との長期的な関係づくりで収益を伸ばす考え方
CRM(Customer Relationship Management)は、顧客との接点で得た情報を全社で共有し、顧客一人ひとりとの関係を長期的に良好に保つことで、継続購入や取引拡大による収益向上を目指す考え方である。新規獲得よりも既存顧客の維持・深耕に重点を置く点が特徴である。他の選択肢はSCM、ERP、MRPの説明に当たる。
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験 問7(IPA)企業内の経営資源を統合的に管理し、最適化することで効率的な経営活動を実現するための手法はどれか。
正解:ERP
要点:ERPは経営資源を一元管理して全体最適を図る手法
ERP(Enterprise Resource Planning)は、ヒト・モノ・カネ・情報といった経営資源を企業全体で統合的に把握し、部門ごとに分断されがちな情報を一元管理して経営の最適化を図る考え方であり、それを支える情報システムもERPパッケージと呼ばれる。
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験 問3(IPA)経営管理システムのうち、顧客生涯価値を最大化することを目標の一つとするものはどれか。ここで、顧客生涯価値とは、顧客が生涯を通じてその企業にもたらすことが予想され…
正解:CRM
要点:顧客生涯価値の最大化を目指す仕組みはCRM
CRM(顧客関係管理)は、顧客との接点や履歴を一元管理して関係を深め、長期にわたる取引から得られる利益、すなわち顧客生涯価値を高めることを狙う仕組みである。ERPは経営資源の統合管理、SCMは調達から販売までの供給連鎖の最適化、SFAは営業活動の支援が主目的で、顧客生涯価値の最大化を中心に据えるものではない。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問16(IPA)生産・販売・調達・経理・人事といった全社の業務を統合的に管理し、企業全体の経営資源の最適化を図りたい。この目的を実現するために構築する情報システムとして、適切な…
正解:ERPシステム
要点:ERPは基幹業務を統合し全社の資源配分を最適化する
ERP(Enterprise Resource Planning)は、生産・販売・調達・会計・人事といった基幹業務のデータを一つの仕組みで統合的に扱い、全社の経営資源を最適に配分することを目指す考え方およびシステムである。部門ごとにばらばらだった情報が一元化され、経営判断に必要な数値を素早く把握できる。他の選択肢はいずれも顧客・人事・資材といった特定領域に限定されたシステムである。
出典:平成27年度 春期 ITパスポート試験 問28(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。