DoS攻撃・DDoS攻撃とは?
DoS攻撃・DDoS攻撃とは、DoS攻撃はサーバなどに大量のデータや処理要求を送りつけ、サービスの正常な提供を妨害する攻撃。複数のコンピュータ(多くは乗っ取られた機器)から一斉に行うものをDDoS攻撃(分散型)と呼ぶ。
ITパスポートの過去問では12回出題されています(2009年度〜2025年度)。
どすこうげき・でぃーどすこうげき
DoS攻撃・DDoS攻撃の意味
DoS攻撃はサーバなどに大量のデータや処理要求を送りつけ、サービスの正常な提供を妨害する攻撃。複数のコンピュータ(多くは乗っ取られた機器)から一斉に行うものをDDoS攻撃(分散型)と呼ぶ。
DoS攻撃・DDoS攻撃の具体例
通販サイトに大量のアクセスを一斉に送りつけてサーバをパンクさせ、一般利用者がサイトを利用できない状態にする攻撃。踏み台にされた多数の一般利用者のパソコンが攻撃に加担させられることもある。
DoS攻撃・DDoS攻撃は試験でどう引っ掛けられる?
違いは攻撃元が1か所か多数かだけで、目的はどちらも「サービスを止める」こと。情報を盗み出す攻撃ではない。DDoSの発信元は乗っ取られた第三者の機器なので、自分の機器が知らぬ間に加害者側になることもある。
DoS攻撃・DDoS攻撃が出た過去問
サーバに対するDoS攻撃のねらいはどれか。
正解:サービスを妨害する。
要点:DoS攻撃のねらいはサービスを提供不能にすること
DoS(Denial of Service)攻撃は、大量の要求や不正なパケットを送り付けてサーバの処理能力や回線を使い切らせ、正規の利用者がサービスを受けられない状態にする攻撃である。ねらいはあくまでサービスの妨害であり、情報を盗んだり改ざんしたり権限を奪ったりすることを直接の目的とはしない。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問68(IPA)DoS(Denial of Service)攻撃の説明として、適切なものはどれか。
正解:電子メールやWebリクエストなどを大量に送りつけて、ネットワーク上のサービスを提供不能にすること
要点:DoSは大量要求でサービスを提供不能にする可用性攻撃
DoS攻撃は、大量のリクエストやメールを送りつけてサーバやネットワークの資源を使い果たさせ、正規の利用者がサービスを受けられない状態に追い込む攻撃である。情報を盗むのではなく、可用性を損なうことを狙う点が特徴となる。
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験 問52(IPA)DoS攻撃によってサーバが受ける直接的な被害はどれか。
正解:サービスの提供が阻害される。
要点:DoS攻撃の直接被害はサービスの停止・妨害
DoS攻撃は大量の要求や不正なパケットを送りつけ、サーバの処理能力や回線を使い切らせる攻撃である。その直接の結果として、正規の利用者がサービスを使えなくなる。暗号の解読やパスワードの変更、ウイルス感染はそれぞれ別種の攻撃による被害であり、DoSが直接もたらすものではない。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問53(IPA)データを暗号化することによって防ぐことのできる脅威はどれか。
正解:通信内容の盗聴
要点:暗号化が守るのは盗聴に対する機密性
暗号化はデータを第三者に読めない形に変換する技術なので、通信経路上で内容を傍受されても意味を読み取られずに済む。すなわち機密性を守る対策である。誤操作による消失はバックアップ、人をだます手口への対策は教育や運用ルール、DoS攻撃への対策は通信の制限や負荷分散など、それぞれ別の手段が必要になる。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問66(IPA)セキュリティ対策の目的①〜④のうち、適切なアクセス権を設定することによって効果があるものだけを全て挙げたものはどれか。 ① DoS攻撃から守る。 ② 情報漏えい…
正解:②, ④
要点:アクセス権が防げるのは情報漏えいと不正な改ざん
アクセス権の設定は、誰がどの情報を参照・変更できるかを制限する仕組みである。権限のない者が情報を読めないようにすることで漏えいを防ぎ(②)、書き換えられないようにすることで不正な改ざんを防げる(④)。一方、大量アクセスによるDoS攻撃(①)や、背後から画面をのぞき見るショルダハッキング(③)は、権限設定では防げない。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問76(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。