パケットとは?
パケットとは、ネットワーク上でデータを送受信する際に分割される、小さなデータのまとまり。宛先情報などを含むヘッダーが付加される。複数の通信を1本の回線で効率よく共有できる。
ITパスポートの過去問では21回出題されています(2009年度〜2025年度)。
ぱけっと
パケットの意味
ネットワーク上でデータを送受信する際に分割される、小さなデータのまとまり。宛先情報などを含むヘッダーが付加される。複数の通信を1本の回線で効率よく共有できる。
パケットの具体例
大きな動画データをそのまま送るのではなく、多数の小さなパケットに分けて送信し、受信側でパケットの順序どおりに組み立てて元のデータに復元する。
パケットは試験でどう引っ掛けられる?
「分割するから遅くなる」ではなく、分割によって1本の回線を複数の通信で分け合える(多重化できる)ことが利点。宛先情報はヘッダに付く。順番が前後して届いたときの並べ直しはTCPの役目である点も問われる。
パケットと関連する用語
パケットが出た過去問
IPネットワークにおけるルータに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:IPアドレスを利用してパケット転送の経路を選択する。
要点:ルータはIPアドレスを見てパケットの転送経路を選ぶ
ルータはネットワーク層で動作する機器で、パケットの宛先IPアドレスとルーティングテーブルを照らし合わせ、どの経路へ中継するかを判断して転送する。ドメイン名とIPアドレスの対応はDNS、アナログとディジタルの変換はモデム、要求に応じて処理やデータを返すのはサーバの役割である。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問56(IPA)サーバに対するDoS攻撃のねらいはどれか。
正解:サービスを妨害する。
要点:DoS攻撃のねらいはサービスを提供不能にすること
DoS(Denial of Service)攻撃は、大量の要求や不正なパケットを送り付けてサーバの処理能力や回線を使い切らせ、正規の利用者がサービスを受けられない状態にする攻撃である。ねらいはあくまでサービスの妨害であり、情報を盗んだり改ざんしたり権限を奪ったりすることを直接の目的とはしない。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問68(IPA)ネットワークを構成する機器であるルータの機能の説明として、適切なものはどれか。
正解:異なるネットワークを相互接続し、パケットの中継を行う。
要点:ルータは異なるネットワーク間をIPアドレスに基づき中継する
ルータは、異なるネットワーク同士を接続し、パケットの宛先IPアドレスを見て経路表に従い適切な方向へ中継する機器である。信号を増幅して延長するリピータ、同一ネットワーク内で転送先ポートを選ぶスイッチングハブ、媒体を変換するメディアコンバータとは役割が異なる。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問84(IPA)ルータの説明として、適切なものはどれか。
正解:LANやWANを相互接続する機器で、受信データのIPアドレスを解析して適切なネットワークに転送する。
要点:ルータはIPアドレスを見てネットワーク間を中継する
ルータは、受信したパケットのIPアドレス(ネットワーク層の情報)を見て、経路表に従って適切なネットワークへ転送する機器である。LAN同士やLANとWANの接続に用いられる。MACアドレスで転送先を決めるスイッチングハブや、全ポートへ流すリピータハブとは動作する階層が異なる。
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験 問65(IPA)パケット交換方式に関する記述のうち、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a:インターネットにおける通信で使われている方式である。 b:通信相手との通信経路…
正解:a, c
要点:パケット交換は回線を共用し、分割して送る。帯域保証は回線交換
パケット交換方式は、データを小さな単位に分割して送り、回線を複数の通信で共用する方式で、インターネットの基盤となっている。課金は送受信したパケットの数や量に基づくのが一般的である。経路を占有して帯域を保証するのは回線交換方式の特徴であり、大容量データも複数のパケットに分割して送れるため通信できないということはない。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問68(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。