HTTPS/TLSとは?
HTTPS/TLSとは、TLSでHTTP通信を暗号化・認証する仕組み。ハンドシェイクでサーバ証明書による認証と鍵共有を行い、以降は共通鍵暗号で通信する。既定ポートは443番。
ITパスポートの過去問では14回出題されています(2010年度〜2021年度)。
えいちてぃーてぃーぴーえす/てぃーえるえす
HTTPS/TLSの意味
TLSでHTTP通信を暗号化・認証する仕組み。ハンドシェイクでサーバ証明書による認証と鍵共有を行い、以降は共通鍵暗号で通信する。既定ポートは443番。
HTTPS/TLSの具体例
TLS 1.3ではハンドシェイクが1往復に短縮され、危殆化した暗号スイートが排除された。
HTTPS/TLSは試験でどう引っ掛けられる?
サーバ証明書は「そのサーバが証明書の名義人である」ことを保証するが、サイトの運営者が善良であることは保証しない。
HTTPS/TLSと関連する用語
HTTPS/TLSが出た過去問
オンラインショッピングサイトに接続したとき、ブラウザにSSL鍵マークが表示された。さらに、サーバ証明書が、目的のオンラインショッピングサイトの運営者のものである…
正解:a:× b:○ c:○
要点:サーバ証明書は運営者の確認と経路の暗号化を保証する
サーバ証明書が目的の運営者のものであると確認できれば、接続先が本物のサイトであること(b)が分かり、SSL/TLSによって通信経路が暗号化されるため途中での盗み見も防げる(c)。ただし証明書は事業者の実在や同一性を示すもので、財務状況の健全性までは保証しない(a)。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問80(IPA)クライアントPCのブラウザからの接続要求に対し、Webサーバが電子証明書などを送信し、クライアントPC側でWebサーバを認証するために用いられるものはどれか。
正解:SSL
要点:SSLはサーバ証明書で相手を確認し通信を暗号化
SSLは、Webサーバとブラウザの間の通信を暗号化するとともに、サーバが送るサーバ証明書によって接続先が正当かどうかをブラウザ側で確認できるようにする仕組みである。証明書は認証局が発行し、ブラウザはその署名を検証して信頼性を判断する。現在はその後継のTLSとして使われているが、試験ではSSLの名称で問われることが多い。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問71(IPA)【中問D】〔会員登録をするWebページの仕組み〕の⑤の暗号化による通信で利用する仕組みとして、適切なものはどれか。
正解:SSL
要点:Webでの通信の暗号化とサーバ確認はSSL(現在のTLS)が担う
SSLは、Webブラウザとサーバの間の通信を暗号化し、あわせてサーバの正当性を証明書で確認する仕組みである。個人情報の入力画面など盗聴を防ぎたい通信で用いられる。なおHTMLは文書記述言語、SMTPはメール送信のプロトコル、XMLはデータ記述用の言語であり、暗号化の機能はない。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問99(IPA)ホームページへのアクセスにHTTPSを利用する目的として、適切なものはどれか。
正解:サーバの認証とデータの暗号化によって通信のセキュリティを確保する。
要点:HTTPSはサーバ認証と暗号化で通信の安全を確保する
HTTPSは、HTTPによる通信をSSL/TLSで保護する方式である。サーバ証明書によって接続先が正当なサーバかを確認でき、通信内容が暗号化されるため盗聴や改ざんを防げる。個人情報やクレジットカード番号を送る場面で用いられる。
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験 問80(IPA)Webの通信で使用されるHTTPSに関する説明のうち、適切なものはどれか。
正解:SSLを使って通信内容を暗号化するためのプロトコルである。
要点:HTTPSはSSL/TLSでHTTP通信を暗号化する仕組み
HTTPSは、HTTPの通信をSSL/TLSで暗号化して行う仕組みである。これにより通信内容の盗聴や改ざんを防ぎ、サーバ証明書によって接続先が正当かどうかの確認もできる。可用性を高めたり手順を簡略化したりするものではなく、取引の成立そのものを保証する仕組みでもない。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問73(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。