PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)とは?
PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)とは、「市場成長率」と「相対的市場シェア」の2軸で事業や製品を「花形」「金のなる木」「問題児」「負け犬」の4象限に分類し、経営資源の配分を検討するための分析手法。
ITパスポートの過去問では18回出題されています(2009年度〜2021年度)。
ぴーぴーえむ
PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)の意味
「市場成長率」と「相対的市場シェア」の2軸で事業や製品を「花形」「金のなる木」「問題児」「負け犬」の4象限に分類し、経営資源の配分を検討するための分析手法。
PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)の具体例
市場成長率・シェアともに高い事業は「花形」として投資を続け、成長率は低いがシェアが高く安定して稼ぐ事業は「金のなる木」として得た資金を他事業に回す、というように資源配分の判断に用いる。
PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)は試験でどう引っ掛けられる?
「金のなる木」は市場成長率が低くシェアが高い事業であり、「花形」(両方高い)と取り違えやすい。
PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)と関連する用語
PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)が出た過去問
プロダクトポートフォリオマネジメントでは、縦軸に市場成長率、横軸に市場占有率をとったマトリックス図を四つの象限に区分し、製品の市場における位置付けを分析して資源…
正解:金のなる木
要点:低成長・高シェアの製品は金のなる木で資金源になる
PPMは市場成長率(縦軸)と市場占有率(横軸)で製品を4象限に分けて資源配分を考える手法である。成長率が低い市場は追加投資の必要が小さく、そこで高いシェアを保つ製品は投資を上回る資金を安定して生み出すため「金のなる木」と呼ばれ、他事業の資金源となる。成長率も占有率も高いものが花形、成長率が高くシェアが低いものが問題児、どちらも低いものが負け犬である。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問10(IPA)製品に関するPPMに関して、次の記述中のa、bに入れる字句の適切な組合せはどれか。 a とは、少ない投資で収益を生み出す製品群である。これに対して、 b は、将…
正解:a:金のなる木 b:問題児
要点:PPMで資金を生むのは金のなる木、投資が要る成長候補は問題児
PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)は、市場成長率と市場占有率の2軸で製品群を4つに分類する。市場成長率が低く占有率が高い「金のなる木」は追加投資が少なくて済み資金を生み出す。市場成長率が高く占有率が低い「問題児」は、将来「花形」へ育てるために大きな投資を要する。よって少投資で収益を生む群が金のなる木、成長のため投資が必要な群が問題児となる。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問11(IPA)マーケティングミックスの説明として、適切なものはどれか。
正解:製品、流通、価格、販売促進の各要素を検討して戦略を立てる考え方
要点:マーケティングミックス=4P(製品・価格・流通・販売促進)の組合せ
マーケティングミックスは、標的市場に対して打つ施策を組み合わせる考え方で、売り手側の視点から製品(Product)、価格(Price)、流通(Place)、販売促進(Promotion)の4Pを設計する。他の選択肢はSWOT分析、3C分析、PPMという別の分析手法である。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問15(IPA)経営戦略策定の過程で、今後力を入れるべき事業、撤退すべき事業の分析に用いる手法として適切なものはどれか。
正解:PPM
要点:PPMは成長率と占有率で事業を分類し資源配分を決める
PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)は、市場成長率と市場占有率の2軸で事業や製品を「花形」「金のなる木」「問題児」「負け犬」に分類し、経営資源をどこへ配分するか、どこから撤退するかを判断する手法である。事業の取捨選択を検討する場面で用いられる。
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験 問19(IPA)PPM(Product Portfolio Management)で“問題児”と呼ばれる領域の特徴として、適切なものはどれか。
正解:市場は成長しているが占有率が低く、今後の収益の柱となる事業に育てるために積極的な投資を必要とする。
要点:問題児は高成長・低シェアで投資判断が問われる事業
PPMは市場成長率と市場占有率の二軸で事業を四つに分類する。問題児は、市場が伸びているのに自社の占有率が低い領域を指す。放置すれば衰退するが、投資して占有率を高められれば花形へ育つ可能性があるため、資源を集中するかどうかの選別が課題となる。
出典:平成26年度 秋期 ITパスポート試験 問19(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。