SWOT分析とは?
SWOT分析とは、自社の内部環境である強み(Strengths)・弱み(Weaknesses)と、外部環境である機会(Opportunities)・脅威(Threats)の4要素を整理し、戦略を検討するためのフレームワーク。
ITパスポートの過去問では9回出題されています(2009年度〜2020年度)。
すうぉっとぶんせき
SWOT分析の意味
自社の内部環境である強み(Strengths)・弱み(Weaknesses)と、外部環境である機会(Opportunities)・脅威(Threats)の4要素を整理し、戦略を検討するためのフレームワーク。
SWOT分析の具体例
ある飲食チェーンが、強み(高いブランド認知度)、弱み(高コスト体質)、機会(健康志向の高まり)、脅威(人手不足)を整理し、強みを機会に活かす新メニュー展開を検討する。
SWOT分析は試験でどう引っ掛けられる?
内部環境(強み・弱み)と外部環境(機会・脅威)の区別を逆にする誤りが多い。自社でコントロールできるかどうかで判断する。
SWOT分析と関連する用語
SWOT分析が出た過去問
SWOT分析で把握できるものはどれか。
正解:経営環境
要点:SWOT分析は内部と外部の経営環境を四象限で把握する
SWOT分析は、自社の強み・弱みという内部環境と、機会・脅威という外部環境の四つの観点から現状を整理する手法である。把握できるのはあくまで経営環境の姿であり、そこから戦略や目標を導くのは次の段階にあたる。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問16(IPA)企業の経営戦略策定に使用されるSWOT分析において、外部環境分析の観点はどれか。
正解:機会・脅威
要点:SWOTの外部環境は機会と脅威、内部環境は強みと弱み
SWOT分析は、自社の内部環境を強み(Strength)と弱み(Weakness)、自社を取り巻く外部環境を機会(Opportunity)と脅威(Threat)に整理して戦略を検討する手法である。したがって外部環境分析の観点は機会と脅威となる。強み・弱みは内部環境の観点であり、資源・技術や市場・顧客はSWOTの4区分そのものではない。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問26(IPA)事業戦略立案に関する記述。健康食品メーカのS社の企画部では、健康菓子事業の戦略立案を進めており、自社の状況を、SWOT分析での強み、弱み、機会、脅威に分類して認…
正解:(1)をb、(2)をcに入れる
要点:SWOTは内部か外部か、有利か不利かの2軸で分ける
SWOT分析は、自社でコントロールできる内部環境か、そうでない外部環境かという軸と、有利か不利かという軸で状況を整理する。営業拠点数が他社より少ないのは自社の状態であり不利な面なので、内部環境かつ不利な面の区分に入る。競合他社の撤退は自社の外で起きた出来事であり有利に働くので、外部環境かつ有利な面の区分に入る。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問97(IPA)マーケティングミックスの説明として、適切なものはどれか。
正解:製品、流通、価格、販売促進の各要素を検討して戦略を立てる考え方
要点:マーケティングミックス=4P(製品・価格・流通・販売促進)の組合せ
マーケティングミックスは、標的市場に対して打つ施策を組み合わせる考え方で、売り手側の視点から製品(Product)、価格(Price)、流通(Place)、販売促進(Promotion)の4Pを設計する。他の選択肢はSWOT分析、3C分析、PPMという別の分析手法である。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問15(IPA)SWOT分析で用いる四つの視点の一つである“脅威”になり得る事例はどれか。
正解:輸出企業D社:為替レートが円高基調で推移している。
要点:SWOTの機会・脅威は外部要因、強み・弱みは内部要因
SWOT分析では、強み・弱みを自社内部の要因、機会・脅威を自社では制御できない外部環境の要因として整理する。技術力やモチベーション、ブランド好感度は自社に起因する内部要因なので弱みに分類される。為替相場の動向は外部環境の変化であり、輸出企業にとって円高は不利に働くため脅威にあたる。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問18(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。