PV・EV・AC(計画価値・出来高・実コスト)とは?
PV・EV・AC(計画価値・出来高・実コスト)とは、アーンドバリューマネジメント(EVM)で進捗とコストを定量的に管理するための3つの基本指標。PV(計画価値)は、ある時点までに完了しているはずの作業の予算額。EV(出来高/achieved value)は、実際に完了した作業に予算単価を掛けた金額で、進捗の実績を金額換算したもの。AC(実コスト)は、その作業に実際にかかった費用。この3指標を比較することで、「予定通り進んでいるか」「予算内に収まっているか」を同時に評価できる。
ITパスポートの過去問では2回出題されています(2021年度〜2025年度)。
ピーブイ・イーブイ・エーシー(けいかくかち・できだか・じつこすと)
PV・EV・AC(計画価値・出来高・実コスト)の意味
アーンドバリューマネジメント(EVM)で進捗とコストを定量的に管理するための3つの基本指標。PV(計画価値)は、ある時点までに完了しているはずの作業の予算額。EV(出来高/achieved value)は、実際に完了した作業に予算単価を掛けた金額で、進捗の実績を金額換算したもの。AC(実コスト)は、その作業に実際にかかった費用。この3指標を比較することで、「予定通り進んでいるか」「予算内に収まっているか」を同時に評価できる。
PV・EV・AC(計画価値・出来高・実コスト)の具体例
予算100万円のうち計画上50万円分(PV)進んでいるはずの時点で、実際には40万円分(EV)しか完了しておらず、費用は45万円(AC)かかっていた場合、進捗遅れとコスト超過の両方が読み取れる。
PV・EV・AC(計画価値・出来高・実コスト)は試験でどう引っ掛けられる?
ACは「実際に使ったお金」であり、EVは「完了した作業の予算換算額」であって「実際に使ったお金」ではない点を混同しやすい。
PV・EV・AC(計画価値・出来高・実コスト)と関連する用語
PV・EV・AC(計画価値・出来高・実コスト)が出た過去問
開発期間10か月、開発の人件費予算1,000万円のプロジェクトがある。5か月経過した時点で、人件費の実績は600万円であり、成果物は全体の40%が完成していた。…
正解:500万円
要点:完成予測額=投入実績÷出来高率、予算との差が超過額
5か月で600万円を投じて全体の40%が完成しているため、この生産性のままなら全体完成には600÷0.4=1,500万円かかる。予算は1,000万円なので、超過額は1,500-1,000=500万円となる。経過月数ではなく、投入コストと出来高の比率から全体を見積もる点が要点である。
出典:令和3年度 秋期 ITパスポート試験 問36(IPA)計画時の予算が2,000万円で、40日間で100本のプログラムを作成するプロジェクトがある。プロジェクトが20日経過した時点で全体の40%である40本のプログラ…
正解:スケジュール:80 コスト:125
要点:進捗は実績÷計画見込み、コストは実費÷出来高相当の計画額
作業量が均等なので、20日経過時点の完成見込みは100本の半分の50本である。実績は40本なので、スケジュールは40÷50×100=80%となり計画より遅れている。コスト面では、40本分として計画した金額は2,000万円の40%=800万円だが実際は1,000万円掛かったので、1,000÷800×100=125%となり超過している。
出典:令和7年度 秋期 ITパスポート試験 問45(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。