キューとは?
キューとは、最初に入れたデータを最初に取り出す(先入れ先出し)データ構造。enqueueで末尾に追加、dequeueで先頭から取り出す。到着順に処理したい場面で使う。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では9回出題されています(2016年度〜2025年度)。
きゅー
キューの意味
最初に入れたデータを最初に取り出す(先入れ先出し)データ構造。enqueueで末尾に追加、dequeueで先頭から取り出す。到着順に処理したい場面で使う。
キューの具体例
プリンタの印刷ジョブ、メッセージキューによる非同期処理、ラウンドロビン方式のタスクスケジューリング。
キューは試験でどう引っ掛けられる?
スタックと逆に覚えないこと。キューはFIFO(先入れ先出し)、スタックはLIFO(後入れ先出し)。再帰呼出しの戻り先や式の評価に使うのはスタック。また「優先度付きキュー」は名前にキューが付くが取り出し順は到着順ではなく優先度順で、FIFOではない。
キューと関連する用語
キューが出た過去問
仮想記憶方式に関する記述のうち,適切なものはどれか。
正解:LRUアルゴリズムは,使用後の経過時間が最長のページを置換対象とするページ置換アルゴリズムである。
要点:LRUは最長未使用ページを置換する。局所性が前提
LRU(Least Recently Used)は最後に参照されてから最も時間が経ったページ、すなわち最長未使用のページを追い出すアルゴリズムである。参照の局所性から、直近に使われていないページは今後も使われにくいという前提に立つ。ページ置換方式としてFIFOより一般にヒット率が高い。
出典:平成28年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問6(IPA)サイバーレスキュー隊(J-CRAT)の役割はどれか。
正解:標的型サイバー攻撃を受けた組織や個人から提供された情報を分析し、社会や産業に重大な被害を及ぼしかねない標的型サイバー攻撃の把握、被害の分析、対策の早期着手の支援を行う。
要点:J-CRATは標的型攻撃の被害分析と早期対処を支援する
J-CRAT(サイバーレスキュー隊)はIPAが運営し、標的型サイバー攻撃を受けた組織からの相談・情報提供を受けて分析し、被害の拡大や連鎖を防ぐための早期対処を支援する。特に攻撃の連鎖の起点になりやすい組織を助けることで、社会全体への波及を抑えることを狙う。政府機関の監視を担うGSOCやJ-CSIP、ISOGとは役割が異なる。
出典:平成29年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問14(IPA)4ブロックのキャッシュメモリC0〜C3が表に示す状態である。ここで,新たに別のブロックの内容をキャッシュメモリにロードする必要が生じたとき,C2のブロックを置換…
正解:LRU
要点:LRUは最終参照が最古、FIFOはロードが最古を追い出す
C2は最終参照時刻が0:05で4つの中で最も古く、最後に使われてから最も長く放置されている。最長未使用のブロックを追い出すのはLRUである。FIFOならロード時刻が最も古いC0、LIFOなら最も新しいC3、LFUなら参照回数が最少のC1が対象になる。
出典:平成29年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問6(IPA)コンピュータによる伝票処理システムがある。このシステムは、伝票データをためる待ち行列をもち、M/M/1の待ち行列モデルが適用できるものとする。平均待ち時間がT秒…
正解:50
要点:M/M/1の平均待ち時間はρ/(1−ρ)×平均処理時間
M/M/1モデルの平均待ち時間Twは、利用率をρ、平均サービス時間をTsとすると Tw = ρ/(1-ρ) × Ts で表される。ここではTs=T秒なので、Tw≧T となる条件は ρ/(1-ρ) ≧ 1、すなわち ρ ≧ 1-ρ より ρ ≧ 0.5 である。したがって利用率が50%以上になったときに平均待ち時間がT秒以上となる。
出典:平成30年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問2(IPA)通信回線を使用したデータ伝送システムにM/M/1の待ち行列モデルを適用すると、平均回線待ち時間、平均伝送時間、回線利用率の関係は、次の式で表すことができる。 平…
正解:0.5
要点:待ち時間が伝送時間を超えるのは利用率0.5から
与式より、平均回線待ち時間が平均伝送時間より長くなる条件は 回線利用率/(1-回線利用率) > 1 である。両辺に(1-回線利用率)を掛けると 回線利用率 > 1-回線利用率 となり、回線利用率 > 0.5 が得られる。したがって0.5を超えたときに初めて待ち時間が伝送時間を上回る。
出典:令和1年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問2(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。