コード設計(必要桁数の算出)とは?
コード設計(必要桁数の算出)とは、顧客番号や商品番号のような識別コードを設計するとき、使える文字の種類と桁数から表現できる件数を見積もる考え方。使える文字がM種類でn桁なら、割り当てられる総数はM^n通りになる。将来の増加を見込んだ件数を上回る最小のnを選ぶのが原則で、桁を1つ増やすと総数がM倍になるため、余裕を持たせるなら文字種を増やすより桁を増やすほうが効く。実務では、途中で桁を増やすと既存の帳票やシステム改修に波及するため、初期設計で見込みを多めに取る。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では1回出題されています。
こーどせっけい
コード設計(必要桁数の算出)の意味
顧客番号や商品番号のような識別コードを設計するとき、使える文字の種類と桁数から表現できる件数を見積もる考え方。使える文字がM種類でn桁なら、割り当てられる総数はM^n通りになる。将来の増加を見込んだ件数を上回る最小のnを選ぶのが原則で、桁を1つ増やすと総数がM倍になるため、余裕を持たせるなら文字種を増やすより桁を増やすほうが効く。実務では、途中で桁を増やすと既存の帳票やシステム改修に波及するため、初期設計で見込みを多めに取る。
コード設計(必要桁数の算出)の具体例
現在8,000人の顧客が毎年2割ずつ増えるなら、3年後は8,000×1.2³=13,824人になる。A〜Zの26種類を使う場合、2桁では26²=676通りで足りず、3桁なら26³=17,576通りで13,824人を上回るので、少なくとも3桁が必要になる。
コード設計(必要桁数の算出)は試験でどう引っ掛けられる?
「文字種×桁数」と掛け算にする誤りが定番で、正しくは累乗である。また増加率の計算で1.2×3=3.6倍としないこと。複利と同じく1.2³=1.728倍になる。現在の人数だけで桁数を決め、将来の増加を見落とす誤りも問われる。
コード設計(必要桁数の算出)と関連する用語
コード設計(必要桁数の算出)が出た過去問
顧客に、A〜Zの英大文字26種類を用いた顧客コードを割り当てたい。現在の顧客総数は8,000人であって、毎年、前年対比で2割ずつ顧客が増えていくものとする。3年…
正解:3
要点:必要桁数は 文字種^桁数 ≧ 総件数 を満たす最小の桁数
3年後の顧客数は8,000×1.2^3=8,000×1.728=13,824人になる。26種類の英大文字を使うと、2桁では26^2=676通りで足りないが、3桁なら26^3=17,576通りで13,824人を上回る。したがって最低3桁必要である。
出典:令和4年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問8(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。