フォールトトレランスとは?
フォールトトレランスとは、一部が故障してもシステム全体としての機能を維持し続ける設計思想。冗長構成によって実現する。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では3回出題されています(2018年度〜2024年度)。
ふぉーるととれらんす
フォールトトレランスの意味
一部が故障してもシステム全体としての機能を維持し続ける設計思想。冗長構成によって実現する。
フォールトトレランスの具体例
二重化した機器の片方が壊れても、もう片方が処理を引き継いで運転を続ける。
フォールトトレランスは試験でどう引っ掛けられる?
フォールトアボイダンスは「故障の発生自体を防ぐ」考え方、フェールセーフは「故障時に安全側へ倒す」、フェールソフトは「機能を縮退させて運転を続ける」、フールプルーフは「誤操作されても危険にならないようにする」。設計思想の名前の対応が定番の出題。
フォールトトレランスと関連する用語
フォールトトレランスが出た過去問
マスタファイル管理に関するシステム監査項目のうち、可用性に該当するものはどれか。
正解:マスタファイルが置かれているサーバを二重化し、耐障害性の向上を図っていること
要点:可用性は「使いたいときに使える」ことを守る観点
可用性は、必要なときにシステムやデータを利用できる状態を確保することを指す。サーバを二重化して耐障害性を高める措置は、障害が起きても利用を継続できるようにする施策であり、可用性に該当する監査項目である。
出典:平成30年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問22(IPA)マスタファイル管理に関するシステム監査項目のうち、可用性に該当するものはどれか。
正解:マスタファイルが置かれているサーバを二重化し、耐障害性の向上を図っていること
要点:可用性は使い続けられること、二重化はその代表的な対策
可用性は、必要なときにシステムを使える状態を維持することに関する特性である。サーバの二重化は、片方が故障しても処理を継続できるようにする対策であり、可用性を高める監査項目に該当する。
出典:令和3年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問21(IPA)システムの信頼性設計に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:フォールトアボイダンスとは、システム構成要素の個々の品質を高めて故障が発生しないようにする概念である。
要点:フォールトアボイダンスは故障の発生自体を防ぐ考え方
フォールトアボイダンスは、構成要素そのものの品質や信頼性を高めて故障の発生自体を避けようとする考え方である。これに対し、故障が起きることを前提に影響を抑えるのがフォールトトレランスであり、両者は対になる概念である。
出典:令和6年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問5(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。