フロート(余裕時間)とは?
フロート(余裕時間)とは、アクティビティが持てる遅延の許容量。プロジェクト全体の完了を遅らせずに済む余裕がトータルフロート、後続作業の最早開始を遅らせずに済む余裕がフリーフロートで、後者は前者以下になる。午前Iでは最早・最遅の日程計算から両者を求める計算問題として出る。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では1回出題されています。
ふろーと
フロート(余裕時間)の意味
アクティビティが持てる遅延の許容量。プロジェクト全体の完了を遅らせずに済む余裕がトータルフロート、後続作業の最早開始を遅らせずに済む余裕がフリーフロートで、後者は前者以下になる。午前Iでは最早・最遅の日程計算から両者を求める計算問題として出る。
フロート(余裕時間)の具体例
ある作業の最早開始日が10日目、最遅開始日が14日目ならトータルフロートは4日。ただし直後の作業が11日目に開始予定なら、フリーフロートは1日しかなく、2日以上遅らせると後続の予定を押し出す。
フロート(余裕時間)は試験でどう引っ掛けられる?
トータルフロートが0の経路がクリティカルパスだが、フロートを消費すると別経路がクリティカルに変わりうる。またフリーフロートを使い切っても全体納期は動かないため、「遅れても大丈夫」の意味は二段階あることに注意する。
フロート(余裕時間)と関連する用語
フロート(余裕時間)が出た過去問
図のアローダイアグラムから読み取れることとして、適切なものはどれか。ここで、プロジェクトの開始日を1日目とする。
正解:作業Eの総余裕時間は30日である。
要点:総余裕時間=最遅終了時刻-最早終了時刻で求める
Bの10日がダミー作業を通じてAの終点に合流するため、C・D・Eの最早開始は10日経過後となる。最長経路はB(10)→C(20)→G(20)→H(10)=60日で、これがクリティカルパスである。作業Eは最早開始10日・所要10日で最早終了20日だが、最遅終了は最終合流点の50日なので、総余裕時間は50-20=30日となる。
出典:令和1年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問19(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。