営業利益・経常利益・当期純利益とは?
営業利益・経常利益・当期純利益とは、損益計算書で段階的に計算される利益のうちの3つです。営業利益は本業のもうけ、経常利益は営業利益に受取利息や支払利息などの財務活動の損益を加減した経常的なもうけ、当期純利益は特別損益と法人税等まで差し引いた最終的なもうけを表します。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では2回出題されています(2017年度〜2020年度)。
えいぎょうりえきけいじょうりえきとうきじゅんりえき
営業利益・経常利益・当期純利益の意味
損益計算書で段階的に計算される利益のうちの3つです。営業利益は本業のもうけ、経常利益は営業利益に受取利息や支払利息などの財務活動の損益を加減した経常的なもうけ、当期純利益は特別損益と法人税等まで差し引いた最終的なもうけを表します。
営業利益・経常利益・当期純利益の具体例
売上高1000から売上原価600を引いて売上総利益400、そこから販売費及び一般管理費300を引いて営業利益100。受取利息10と支払利息30を加減して経常利益80。固定資産売却益20を加え、税金40を引いて当期純利益60、という順に計算します。
営業利益・経常利益・当期純利益は試験でどう引っ掛けられる?
借入金の利息は本業の費用ではないため営業利益の計算には含めず、経常利益の段階で差し引きます。営業利益が黒字でも支払利息が重ければ経常利益が赤字になり、逆に本業不振でも資産売却益で当期純利益だけ黒字になることがあります。
営業利益・経常利益・当期純利益と関連する用語
営業利益・経常利益・当期純利益が出た過去問
IT投資に対する評価指標の設定に際し,バランススコアカードの手法を用いてKPIを設定する場合に,内部ビジネスプロセスの視点に立ったKPIの例はどれか。
正解:注文受付から製品出荷までの日数を3日短縮とする。
要点:BSCの4視点:財務・顧客・内部プロセス・学習と成長
バランススコアカードの内部ビジネスプロセスの視点は、業務プロセスそのものの効率や品質を測る。注文受付から出荷までの日数(リードタイム)の短縮は、社内の業務プロセスの改善度合いを示す指標なのでこの視点に当たる。営業利益率は財務、クレーム件数は顧客、研修受講率は学習と成長の視点である。
出典:平成29年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問24(IPA)資料は今年度の損益実績である。翌年度の計画では、営業利益を30百万円にしたい。翌年度の売上高は何百万円を計画すべきか。ここで、翌年度の固定費、変動費率は今年度と…
正解:525
要点:必要売上高=(固定費+目標利益)÷限界利益率
変動費は材料費200+外注費100=300百万円なので、変動費率は300÷500=0.6、限界利益率は0.4である。固定費は製造固定費100+販売固定費80=180百万円。営業利益30百万円を得るには限界利益が180+30=210百万円必要で、売上高は210÷0.4=525百万円となる。
出典:令和2年度 10月 高度共通_午前I試験 am1 問29(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。