変更管理とは?
変更管理とは、稼働中のサービスに手を加える前に、要求内容・影響範囲・切戻し手段・実施時間帯を審査し、承認されたものだけを実施する活動。目的は変更を止めることではなく、変更に伴う中断リスクを制御しながら滞りなく通すことにある。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では3回出題されています(2016年度〜2019年度)。
へんこうかんり
変更管理の意味
稼働中のサービスに手を加える前に、要求内容・影響範囲・切戻し手段・実施時間帯を審査し、承認されたものだけを実施する活動。目的は変更を止めることではなく、変更に伴う中断リスクを制御しながら滞りなく通すことにある。
変更管理の具体例
業務システムのデータベースへ索引を追加する申請に対し、想定停止時間、性能への影響、失敗時に索引を削除して戻す手順、実施は月末を避けた深夜帯という条件を付けて承認する。実施後は結果を記録し、成否を次の審査の材料にする。
変更管理は試験でどう引っ掛けられる?
承認の対象は「変更してよいか」であって「技術的にどう作るか」ではない。また緊急変更は例外扱いだが無審査ではなく、簡略化した承認と事後の正式記録が必ず要る。承認と実際の展開作業は別工程として区別される。
変更管理と関連する用語
変更管理が出た過去問
PMBOKの統合変更管理プロセスにおいて、プロジェクトのプロダクト、サービス、所産、構成要素などに対する変更と実施状況を記録・報告したり、要求事項への適合性を検…
正解:コンフィギュレーション・マネジメント
要点:構成管理は変更の記録・報告と適合性検証を支える
コンフィギュレーション・マネジメント(構成管理)は、成果物や構成要素の識別、変更内容と実施状況の記録・報告、要求事項への適合性の検証支援を行う活動である。統合変更管理の中で、変更が正しく反映され追跡できる状態を保つ役割を担う。
出典:平成28年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問18(IPA)ITサービスマネジメントのプロセスの一つである構成管理を導入することによって得られるメリットはどれか。
正解:構成品目の情報を正確に把握することによって,他のプロセスの確実な実施を支援できる。
要点:構成管理は正確なCMDBで他プロセスの判断を支える基盤
構成管理は、ハードウェア・ソフトウェア・文書などの構成品目とその関係を構成管理データベースで正確に把握するプロセスである。変更管理やインシデント管理は、影響範囲や関連機器を調べるためにこの情報を利用する。したがって他プロセスの土台として確実な実施を支える点がメリットになる。
出典:平成28年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問20(IPA)ITサービスマネジメントにおける問題管理プロセスにおいて実施することはどれか。
正解:インシデントの発生後に未知の根本原因を特定し、恒久的な解決策を策定する。
要点:問題管理は根本原因を特定し恒久対策を打つプロセス
問題管理は、インシデントの背後にある未知の根本原因を突き止め、再発を防ぐ恒久的な解決策を策定するプロセスである。目の前のサービスを一刻も早く回復させるインシデント管理とは目的が異なり、時間をかけてでも原因を解明する点に主眼がある。特定された原因は既知のエラーとして記録され、変更管理へ引き継がれる。
出典:令和1年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問20(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。