故障率とFIT・MTTFとは?
故障率とFIT・MTTFとは、故障率λは単位時間あたりに故障する割合で、偶発故障期ではMTBFの逆数になる。FITは10億時間あたりの故障件数を表す単位。MTTFは修理せず捨てる部品の平均寿命で、修理して使う装置のMTBFと区別する。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では1回出題されています。
こしょうりつとふぃっと・えむてぃーてぃーえふ
故障率とFIT・MTTFの意味
故障率λは単位時間あたりに故障する割合で、偶発故障期ではMTBFの逆数になる。FITは10億時間あたりの故障件数を表す単位。MTTFは修理せず捨てる部品の平均寿命で、修理して使う装置のMTBFと区別する。
故障率とFIT・MTTFの具体例
MTBF10万時間の装置ならλ=1/100,000=10,000FIT。同じ装置を100台並べた直列構成では故障率が単純に加算されて100万FIT相当となり、システム全体のMTBFは1,000時間(約42日)まで落ちる。台数の効果は大きい。
故障率とFIT・MTTFは試験でどう引っ掛けられる?
MTBFを「保証寿命」と読むのは誤り。10万時間=約11年という意味ではなく、多数の装置を集めたときの平均故障間隔である。またMTTFとMTBFの使い分け(修理可能かどうか)も問われやすい。
故障率とFIT・MTTFと関連する用語
故障率とFIT・MTTFが出た過去問
故障率曲線において、図中のAの期間に実施すべきことはどれか。
正解:対象の機器・部品が、様々な環境条件の下で使用されているうちに、偶発的に故障が発生するので、予備部品などを用意しておく。
要点:偶発故障期は予備部品確保など復旧への備えが中心
故障率曲線の中央にあたる横ばい区間は偶発故障期で、初期不良を出し切った後、摩耗が進む前の安定した使用期間である。故障は原因を特定しにくい偶発的なものとして一定の割合で発生するため、予備部品の確保など発生後の速やかな復旧に備える対策が中心となる。
出典:平成28年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問29(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。