標的型攻撃/水飲み場型攻撃とは?
標的型攻撃/水飲み場型攻撃とは、特定の組織を狙い、業務を装ったメールや添付で侵入するのが標的型、標的の利用者がよく閲覧するサイトを改ざんして待ち伏せるのが水飲み場型。侵入後は内部を偵察し、権限を昇格させて長期間潜伏するため、境界防御の突破を前提とした内部監視が必要になる。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では1回出題されています。
ひょうてきがたこうげき/みずのみばがたこうげき
標的型攻撃/水飲み場型攻撃の意味
特定の組織を狙い、業務を装ったメールや添付で侵入するのが標的型、標的の利用者がよく閲覧するサイトを改ざんして待ち伏せるのが水飲み場型。侵入後は内部を偵察し、権限を昇格させて長期間潜伏するため、境界防御の突破を前提とした内部監視が必要になる。
標的型攻撃/水飲み場型攻撃の具体例
業界団体のサイトが改ざんされ、特定組織のグローバルIPアドレスからの閲覧時だけ攻撃コードを返す。無差別配布ではないため検体が出回らず、パターン照合では検知しにくい。出口対策として、内部から外部への不審な常時通信をプロキシのログで監視する。
標的型攻撃/水飲み場型攻撃は試験でどう引っ掛けられる?
入口対策の強化だけを答えにすると不十分。侵入を100%止められない前提で、内部の横展開の検知と、外部の指令サーバへの通信遮断(出口対策)まで含めるのが定石である。攻撃元IPの遮断は踏み台が変わるため効果が続かない。
標的型攻撃/水飲み場型攻撃と関連する用語
標的型攻撃/水飲み場型攻撃が出た過去問
正解:標的型サイバー攻撃を受けた組織や個人から提供された情報を分析し、社会や産業に重大な被害を及ぼしかねない標的型サイバー攻撃の把握、被害の分析、対策の早期着手の支援を行う。
要点:J-CRATは標的型攻撃の被害分析と早期対処を支援する
J-CRAT(サイバーレスキュー隊)はIPAが運営し、標的型サイバー攻撃を受けた組織からの相談・情報提供を受けて分析し、被害の拡大や連鎖を防ぐための早期対処を支援する。特に攻撃の連鎖の起点になりやすい組織を助けることで、社会全体への波及を抑えることを狙う。政府機関の監視を担うGSOCやJ-CSIP、ISOGとは役割が異なる。
出典:平成29年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問14(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。