著作権法とは?
著作権法とは、小説・音楽・プログラム・写真などの著作物を創作した者に対し、無断で複製・公衆送信・改変されない権利を保障する法律。著作権は創作した時点で自動的に発生し、登録の手続きは不要(無方式主義)。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では3回出題されています(2017年度〜2025年度)。
ちょさくけんほう
著作権法の意味
小説・音楽・プログラム・写真などの著作物を創作した者に対し、無断で複製・公衆送信・改変されない権利を保障する法律。著作権は創作した時点で自動的に発生し、登録の手続きは不要(無方式主義)。
著作権法の具体例
プログラムのソースコードは著作物として保護されるが、プログラムの背後にあるアルゴリズムや処理手順そのもの(アイデア)、プログラム言語・規約(プロトコル)は著作権の保護対象にならない。
著作権法は試験でどう引っ掛けられる?
「著作権法によるソフトウェアの保護範囲」を問う設問で、アルゴリズムやプログラム言語自体を保護対象に含めている誤った選択肢に注意。
著作権法と関連する用語
著作権法が出た過去問
Webページの著作権に関する記述のうち,適切なものはどれか。
正解:特定の分野ごとにWebページのURLを収集し,独自の解釈を付けたリンク集は,著作権法で保護され得る。
要点:素材の選択・配列に創作性があれば編集著作物として保護される
素材そのものに著作権がなくても、収集した情報の選択や配列に創作性があれば編集著作物として保護され得る。特定分野のURLを選んで集め、独自の解釈を付したリンク集は、選択・構成に創作性が認められれば著作物になる。私的使用の範囲はあくまで個人や家庭内の利用に限られ、公開は含まれない。
出典:平成29年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問30(IPA)プログラムの著作物について、著作権法上、適法である行為はどれか。
正解:処理速度を向上させるために、購入したプログラムを改変した。
要点:所有者は自ら使うために必要な限度で複製・改変できる
著作権法では、プログラムの著作物の複製物の所有者は、自ら電子計算機で利用するために必要と認められる限度において、複製や翻案(改変)を行うことができると定められている。処理速度の向上を目的として購入したプログラムを自ら使うために改変する行為は、この規定により適法である。
出典:令和1年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問30(IPA)著作権法及び関連法令によれば、生成AIを利用して画像を生成する行為又はその生成物の利用が著作権侵害にあたるか否かに関して、適切な記述はどれか。
正解:AIを利用して生成した画像が著作権で保護された既存の画像と類似しており、それを公開した場合、著作権侵害となる可能性がある。
要点:生成物が既存著作物に類似すれば侵害になり得る
生成AIの学習段階での著作物の利用は情報解析目的として一定範囲で認められる一方、生成物の利用は通常の著作物と同じ基準で判断される。すなわち既存の著作物との類似性と依拠性が認められる形で公開・利用すれば、著作権侵害となる可能性がある。
出典:令和7年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問30(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。